お金の貯まるカード活用術
“ポイントの達人”こと株式会社ポイ探の代表取締役・菊地崇仁さんが、ポイントカードやクレジットカードの賢い使い方をわかりやすくレクチャー。読んだら必ずお金が貯まる、目からウロコのカード活用術です。
2022/10/29

○○ペイの特典はコロコロ変わる!12月は「大幅改悪」も

○○ペイなどのコード決済も多くの人が使うようになってきました。MMD研究所の2022年1月に行われた調査結果では普段の支払方法でコード決済は43.6%利用されています。

このコード決済は、お得なキャンペーンなども多く、さまざまなメディアでも取り上げられていますが、ポイントの特典はコロコロ変わります。

今年12月ごろから変わる特典をみていきましょう。

au PAY+au PAYカードは0%還元に

コード決済サービスとしては後発のau PAY。後発という事もあり、キャンペーンなども多く、わかりやすい仕組みでした。

年会費実質無料のクレジットカードであるau PAYカードからau PAY残高のチャージ時にも1%のPontaポイントがたまり、au PAYで支払った時には0.5%のPontaポイントがたまるため、1.5%還元と他のコード決済よりもわかりやすく、お得でした。

さらに年会費1万1000円(税込み)のau PAYゴールドカードの場合は、別途1%上乗せ(月間1000ポイントまで)もあり合計2.5%還元。さらにさらに、au PAY残高をAndroid端末限定ですがSuicaにもチャージできたため、Suica利用も2.5%還元と使えるコード決済でした。

東京都の自動車税なども支払うことができるため、手数料も無料で、さらに2.5%のPontaポイントを獲得できる優れものだったわけです。

このau PAYカードからau PAY残高へのチャージで1%のPontaポイントがたまるサービスは12月以降「0%」となります。ゴールドカードの場合の1%のみ残りますが、大幅改悪と言えるでしょう。

クレジットカードのau PAYカード(1%還元)が利用できれば、au PAY(0.5%還元)を利用するメリットはありません。

d払い+dカードは0.5%減

d払いも同様、dカードからの支払いに指定している場合、12月10日以降0.5%減になります。

d払いの支払方法を「dカードからの支払い」に設定している場合が改悪対象となり、従来まで1%還元だったdカード決済のポイントが0%となり、dカード支払い特典として別途0.5%還元が追加。結局、1-0.5=0.5%減という事です。

ただし、「dカードからの支払い」を設定している人に対してキャンペーンを実施する予定となっています。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

[続き]PayPay+PayPayカードも改悪?
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