コロナ禍でシミに悩む人が増えています。その背景にマスクによる摩擦や運動不足、ストレスなどが関係していると考えられますが、エステや美容医療に通うのにためらいを感じている方も多いようです。
今回は、シミが気になり始めたときに自分でできるケアについてお話ししていきたいと思います。
あなたのシミタイプは?
シミにもいくつか種類がありますが、自分の目で見極めるのは難しいものがあります。そのため理想は1度クリニックを受診し、自分のシミタイプを知ることです。しかし、それが難しい場合のひとつの目安として、シミの見分け方をご紹介します。
最も多く見られるシミは、老人性色素斑。茶褐色で輪郭がはっきりしているという特徴があります。
一方淡褐色やグレーなどで左右対称にでき、輪郭がぼやけているのは肝斑の特徴です。ホルモンバランスが関係していて30~40代に多く、閉経後には薄くなる傾向にあります。
このほか小さな黒い斑点のようなシミはそばかすの特徴で、ニキビなどの跡が炎症となって残る炎症後色素沈着などもあります。
一般的に市販の美白化粧品でできることはシミの予防ですが、老人性色素斑や炎症後色素沈着には効果的だといわれています。その一方で肝斑やそばかすはそれらによるアプローチが難しいとされています。
ただし、それらが混在していることもあるので、ファーストステップとして美白化粧品を試してみるのもひとつの手です。
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