ファミリーマートのフラッペと、有楽製菓の「ブラックサンダー」のコラボが実現。2022年4月26日から、全国のコーヒーマシン設置店でそのコラボ商品が販売されます。
東京バーゲンマニア記者は発売前のメディア向け試飲会に参加し、そのこだわりを取材しました。
「ザクザク」に加え「ガリガリ」も
コラボ商品は、「黒いブラックサンダー チョコレートフラッペ」と「白いブラックサンダー クッキーバニラフラッペ」の2種類があります。価格は各320円。
特にこだわったというのが、ブラックサンダーの特徴である"ザクザク食感"の表現。今回のコラボ商品では、ブラックサンダーを小さく砕いて入れるということはしていません。
独自開発のクッキーが水分を吸ってしなっとならないよう、試行錯誤を重ねたそうです。その結果、クッキーをチョコレートでコーティングすることで、ザクザク食感を再現することに成功。また、そのザクザクが存在感はありながらも、太めのストローにひっかからず通過できるように大きさを調整しています。
しかも、どこを飲んでもクッキーが入ってくるよう「かなりの量」を入れているといいます。
クッキーだけではなく、氷の粒にもこだわりを感じました。今回の商品を製造しているのは、「ガリガリ君」でおなじみの赤城乳業です。
その理由についてファミリーマートの商品担当者はこう説明します。
「赤城乳業さんは氷の技術が素晴らしい会社で、まさに今回のような商品の開発にマッチしたと思っています。氷の粒の大きさにもこだわり、あえて大きめにしています。クッキーのザクザク感、食べ応えに合うように、いくつか試した結果、現状のような大きめものが合いました」
試飲して、たしかにクッキーのザクザク感と存在感を感じる一方で、氷の粒も存在感がありました。ザクザク(クッキー)とガリガリ(氷の粒)の融合です。
「黒いブラックサンダー」にも「白いブラックサンダー」にも、同じクッキーが入っています。ベースのフラッペの好みで選ぶのがおすすめです。
濃厚でまろやかなチョコレート風味の「黒いブラックサンダー」は、ミルクチョコレートのような甘さがあります。ブラックサンダーほどの甘さはありませんが、容量が多いので、これくらいの甘さが飲みやすいのではないかと思います。
「白いブラックサンダー」のフラッペは、北海道限定フレーバーを再現したもので、ホワイトチョコレートのようなミルキーな甘さがあります。「黒」よりも甘さにパンチがあり、ココア風味のクッキーと相性抜群です。
メディア試飲会に参加した女性では、どちらかというと「白」を好む女性が多かったそうです。記者もそうでした。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。