変更できる保険は3つ
三井住友カードの対象カードでは無料保険を選択できるようになり、初期状態では海外・国内旅行傷害保険が付帯します。
変更できる保険は3つあります。
1つ目は個人賠償責任保険。子供がお店で商品を壊してしまった等の時に補償される保険です。一般カードの保険金額上限は20万円。何か壊してしまった等では安心できますが、自転車保険として考えた場合は不安です。
2つ目は交通事故での入院保険。車に追突されたなどで入院した場合などに補償されます。交通事故のみが対象のため、階段から落ちた、盲腸で入院した等は対象外。
3つ目は携行品の補償。カメラやレジャー用品などが盗難・破損などした場合に補償されます。免責(自己負担額)がありますが、他人の物などを壊してしまったなども対象になります。対象外商品も多くあるため、事前に確認しておきましょう。
コロナ禍で旅行に行く機会も減っており、海外・国内旅行傷害保険から変更するのも良さそうです。筆者は、対象カードが6枚あり、旅行保険は他のクレジットカードにも付帯するため、プラチナカードを携行品の補償に変更しました。変更後、すぐに反映するわけではありませんので、補償開始日などもよく確認しておきましょう。
保険を選ぶのはかなりマニアックな機能かもしれませんが、クレジットカードには様々な保険が付帯していると事を知るきっかけになったのではないでしょうか。
まずは、自身のカードに付帯する保険をよく確認してみてください。実は加入しなくて良い保険が見つかるかもしれません。
菊地崇仁
ポイント交換案内サイト「ポイント探検倶楽部」を運営する株式会社ポイ探の代表取締役。さまざまなポイントやカード情報に精通し、テレビや雑誌等で活躍中。著書に『新かんたんポイント&カード生活』(自由国民社)等がある。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。