在宅機会が増えた今、新しい働き方・生活にマッチするヘルシーな食材として冷凍ブルーベリーを広く認知してもらおうと、カナダのブルーベリー生産最大手の一社シルバーバレーファームは、食について学ぶ学生たちとともに、レシピ開発を行っています。
2021年11月24日に、その発表会が行われました。
参加したのは、愛国学園短期大学(東京都江戸川区) 食物栄養専攻の学生10名と、大原医療福祉製菓専門学校梅田校(大阪府大阪市北区)製菓・製パンコースの学生約11名です。
レシピがとてもクリエイティブ
東京-大阪-カナダをオンラインでつなぎ、カナダからはレイ・ビリン代表取締役社長と、ライアン・ゴーティエシェフが参加しました。
発表されたレシピはどれも独創的で、ブルーベリー大福やブルーベリーぜんざい、ブルーベリーおにぎりといった日本食と合わせたものから、ハットク、キンパ、パエリア、台湾カステラなど、各国の人気グルメとマリアージュしたレシピも多くありました。
全34品のプレゼンが終わったのち、ライアンシェフ賞と、レイ社長賞が発表されました。
ライアンシェフ賞に輝いたのは、愛国学園短期大学の「ラブandベリー」チームが考案した「鯛のブルーベリー漬けで出汁茶漬け」です。
鯛とブルーベリーの異色のコラボ。冷凍ブルーベリーや味噌、しょうゆ、わさびを混ぜたものに鯛を漬け込みます。ごはんを盛り、漬けた鯛をのせて、だしをかければ完成。フルーティーなフレーバーに仕上がるそうです。
ポイントは、漬け方。食べる前日の夜に漬けておけばちょうど美味しくなるそうですよ。
ライアンシェフは選考理由について「レシピがとてもクリエイティブだった」と話します。
「だしとブルーベリーのマッチが絶妙。自宅でも再現したがとても美味しかった。伝統のお茶漬けとのマリッジは最高だね」
続いてレイ社長賞は、大原医療福祉製菓専門学校梅田校、若松紗里さん考案の「ホワイトチョコとブルーベリーのムースケーキ」です。
若松さんはレシピのポイントとして「ブルーベリーの味がホワイトチョコのいいアクセントになると思ったから」とPR。
断面も美しい見事なケーキで、レイ社長も「プレゼンも(ケーキの)ビジュアルもとてもいい」「ホワイトチョコとブルーベリーがマッチしている」と感心していました。
学生とは思えない数々の名レシピ、まとめてチェックできるようになったら参考にしたいですね。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。