2021/8/30

9月も油断大敵!「熱中症リスク」をアラームで知らせてくれるタニタの携帯アイテム使ってみた。

8月も終わりに差し掛かりましたが、まだまだ残暑は厳しく「熱中症リスク」には注意が必要です。

お出かけのおともに持っておくと安心なアイテムがタニタから販売中です。

「吊り下げて」使ってね

商品名は、"黒球式熱中アラーム「TC-210」"という少々長い名前ですが、黒球が目立つ特徴的な見た目なので覚えやすいと思います。

この商品は、熱中症対策と日焼け対策を1つで行えます。

熱中症対策は、危険度を示す「暑さ指標(WBGT※)」を計測・表示。この暑さ指数に応じて熱中症の警戒レベルを5段階のイラストで教えてくれます。

また、設定した暑さ指数を超えるとアラームが鳴り、どこにいても気づく仕組みです。

(WBGT※)とは...気温だけでなく汗の蒸発に関係する湿度、日射・照り返しなどの輻射熱を取り入れた熱ストレスを表す指数のことで、単位は℃。乾球温度(気温)、湿球温度(湿度に関係)、黒球温度(輻射熱)の値を使って計算する。

嬉しいのは、日焼けが始まるまでの時間をカウントダウンで教えてくれること。タニタ独自のアルゴリズムで、紫外線量を予測し、日焼けが始まる(皮膚が紫外線の影響で赤くなる直前)までの時間をカウントダウンして教えてくれます。

記者も使ってみました。付属の電池を入れたり、自分の地域や肌タイプを設定するといった必要はありますが、より正確に、自分に合った情報を教えてくれるのは嬉しいです。

ちなみに設定するのは、現在の年月日/時間/住んでいるエリア(選択)/肌タイプ(選択)/アラートを鳴らしたい暑さ指数です。

最初、アラートがなる暑さ指数を「警戒レベル」の28℃に設定したのですが、部屋の中でも鳴ることが多かったので、高齢者やお子さんがいない場合は、多少高めの設定でもいいかもしれません(記者はのちに31℃に変更)。

使う時の注意点としては「吊り下げて使用する」こと。屋外では、首や腰、リュックやバッグに吊り下げることで正確に測れます。横向きに置いたままだと正確には測れません。

(屋外)

日差しの強い8月下旬、屋外でバッグを置いてみるとこんな感じ(気温34.1℃)。日は入るけど冷房が効いた屋内(気温29.5℃)とは大きな差がありました。

(屋内)

右にあるボタンを軽く押すと、温度と湿度が切り替わって表示されるのも便利でしたよ。

よく言われますが、熱中症の原因は気温や湿度だけではありません。地面や壁からの照り返しによる熱=輻射熱も大きな要因です。そんな輻射熱も総合的に計算し、アラートを鳴らしてくれるのはいいですよね。

わんちゃんのお散歩バッグやベビーカーにつけておくと安心かと思いました。

価格は5500円。(電池、吊り下げ用アタッチメント、カラビナ含む)

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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