キャンプに欠かせない「コンロ」。店舗や通販サイトには多くの種類が並んでいますが、なんと100円ショップ「ダイソー」には、使い切りタイプのコンロがあるんです。
気になった記者は早速ゲット。パッケージには「これ1台でサッとバーベキュー」とありますが、本当なのか。実際に使いレビューしていきたいと思います。
着火紙に着火するだけでOK
ダイソーで手に入る「インスタントコンロ」は、着火剤、炭、網、コンロ、スタンドがあらかじめセットになった屋外専用商品です。まとまっているので、キャンプ先で「あれ、持ってくるの忘れた!」といった事態も防げます。
記者が訪れた店舗では、4~5人用(サイズは約47.5×30×5.5cm/550円)しかありませんでしたが、SNSを見てみると、小さめタイプ(330円)もあるようです。どちらも燃焼時間は約1時間と書かれています。
では実際に使っていきます。
まず屋外の平坦で安定した場所に設置します。そして箱の中に入っているスタンドに本体をのせます。この時、不燃焼(陶磁器、コンクリートなど)の上で使用してください。可燃性、火や熱に弱いものの上(木・プラスチック・布など)では使用できないので注意しましょう。
あとは、直接着火紙に着火するだけでOK。バーベ―キュー用の着火具を使用してください。
着火後は10~15分程度、着火紙が燃え尽き火力が安定するまで待ちます。しばらくの間は炎が上がっており「本当に火力安定するのかな?」と思いましたが、パッケージに記載されていた通り、15分程で火力が安定しました。"燃料全体に火がまわり、おき火"の状態になったら、いよいよ調理開始です。
今回は、お肉と野菜を焼いてみました。
せっかくなので、串刺ししたお肉や野菜を網の上全体に乗せます。「ちょっと乗せすぎだよな......」と思いましたが、コンロの火力は申し分なく、お肉の種類によって異なりますが約10分くらいくらいでしっかりと中まで焼くことができました。
焼きあがった料理は炭火焼き独特の香ばしい香り、焦げ目や網状の焼き目も程よくつき、美味しかったです。
燃焼時間は、記載通りほぼ1時間でした。使い終わった後は、残り火を完全消火し、決められた方法で廃棄してください。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。