「仲良し」が続くにはどうしたらいいの?コロナ禍、パートナーとのいい関係を保つコツ

コロナ禍の中で、在宅勤務やテレワークによる運動不足、またこういった生活様式の変化にともなうパートナーとの関係性の変化はたびたび取り上げられています。
そこで注目したいのは「ウォーキング」です。
かんぽ生命の調査(※)によると、パートナーのいる人の約4人に1人(23.8%)がパートナーと一緒に運動しており、さらに一緒に運動することで「パートナーと仲が良い」と実感できていることも確認できたといいます。
そして、パートナーと一緒にしている運動もしたい運動も「ウォーキング」が1位です。

思い立ったらすぐに始められるので誘いやすいアクティビティでもあります。
「心の距離が縮まる」
パートナーがいて一緒に運動をする500人と、パートナーはいるがひとりで運動をする500人を対象に調査したところ、パートナーと一緒に運動する人は、いくつになってもパートナーとの仲良し意識が低下せず変わらない一方、ひとりで運動する人は、年代が上がるごとに仲良し意識が低下する傾向にあることが浮き彫りになりました。

パートナーと一緒に運動することは、気持ちの健康にも役立つようです。パートナーと一緒に運動することは、「仲良し」が続く秘訣 !といえそうです。
パートナーと一緒に運動している人にその種類を聞くと、「ウォーキング」(75.3%)が最も多く、また、パートナーと一緒に始めたい運動も「ウォーキング」(80.2%)が1位でした。
パートナーと一緒に行うウォーキングのメリットを聞くと、「コミュニケーションが増える」(63.4%)、「お互いの健康を気遣える」(60.8%)に加え、「心の距離が縮まる」(28.8%)が上位に。
肉体的な健康増進はもとより、2人の関係性や気持ちにもより良い影響がもたらされているようです。
ただ、そうはいっても継続するのはなかなか難しいですよね。かんぽ生命が2021年7月7日に都内で開催したイベントでも、無理なく上手にウォーキングを続けるコツが伝えられました。

イベントに出席した九州大学名誉教授・医学博士の熊谷秋三先生は、ウォーキングを継続するのに「目標設定」が重要で、そのため、運動アプリはいいツールであると指摘します。

歩くことでゲームが有利になるゲーム系アプリや、さまざまな特典を受けることができるウォー活系アプリなど、いまウォーキングアプリの多機能化も進んでいます。
たとえば、「すこやかんぽ」はスマホの歩数計測機能や手持ちの歩数計と連携し、手軽に歩数管理できるほか、毎週1回コンビニクーポンがもらえる抽選に応募することもできるアプリです。

熊谷先生は、高齢者の1日の歩数が3841歩以上あれば、フレイル(身体的機能や認知機能の低下が見られる状態)の可能性が少ないなど、最新の研究結果を挙げながら「すこやかんぽ」などで測れば「(健康の数値が)すぐにわかるので、それが励みになる」とアプリ活用の重要性を強調しました。
「すこやかんぽ」は、健康診断結果にスマホのカメラをかざすだけでデータを読み取り、健康年齢と健康タイプを表示し、改善指標やアドバイスを提供する機能も付いています。18歳以上の利用は無料です。
(※)2021年5月11日~14日、インターネット調査にて。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。