トラディショナルなホットケーキはファン多し
全国の「珈琲館」と「珈琲館 蔵」は、2021年7月1日からグランドメニューを大幅改定し、新メニュー12品やリニューアルメニューを展開しています。
今回のリニューアルは2015年以来。「理想の喫茶店」を目指し、約2年間、試行錯誤のうえメニューが完成しました。
ナポリタンの隠し味は...
(炭火珈琲/530円)
「珈琲館」は1970年に東京・神田神保町に1号店が誕生した老舗の喫茶店。こだわりの珈琲をはじめ、トラディショナル・ホットケーキやナポリタン、フルーツ牛乳ミックスといった「喫茶店メニュー」が人気です。
(トラディショナル・ホットケーキ ホイップクリーム付き/560円(2枚)。生地は外カリッ、中ふっくら!)
落ち着けるインテリアや広々したテーブル配置から"大人に愛されるカフェ"という印象もありますが、500円くらいから楽しめるフードメニューもあり、ゆっくりしたい時の"穴場"だったりします。
そんな「珈琲館」に新たに加わったメニューは12品。サンドイッチやパスタ、ケーキ、フローズンドリンクなどが仲間入りしました。
「とろける濃厚チーズのホットドッグ(サラダ付き)」(500円)や「燻しベーコンのB.L.Tサンド(サラダ付き)」(790円)や「プレミアムフロスティ(クッキー&クリーム)」(680円)など、気になるメニューは豊富です。
(燻しベーコンのB.L.Tサンド(サラダ付き))
(手前:炭火珈琲ゼリー/650円、右:プレミアムフロスティ/680円、奥:フルーツ牛乳ミックス/530円)
ちなみに、カフェ好き記者のおすすめは、新メニューではありませんが「珈琲館の特製ナポリタン(サラダ付き)」(800円)。
見た目も昔懐かしい喫茶店のナポリタンなのですが、ポイントはちょっと甘めの味付け。スパゲッティだけを食べると「あれ? ちょっと甘いかな」と感じるかもしれません。
ですがこの味、珈琲館のコーヒーに合うように計算されており、実際一緒に食べると、コーヒーの苦み・コクと合わさり、ちょうどいい風味になるんです。
ソースは特製で、隠し味として昆布茶、ウスターソース、パイナップル果汁を入れているとのこと。ほんのり優しい甘さの秘密はパイナップル果汁だったんですね。
気になる人は一度お試しを。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。