廃棄される可能性のあるネスレ製品を取り扱う無人販売機「みんなが笑顔になる 食品ロス削減ボックス(以下、食品ロス削減ボックス)」が、2021年6月17日から全国5か所で運用を開始しています。
「SDGs(持続可能な開発目標)」の観点からも注目の取り組みです。
半額もあるよ
「食品ロス削減ボックス」は、流通先の納品期限を超過した自社製品を専門に販売するために開発された無人販売機です。
「ネスカフェ原宿」の食品ロス削減ボックス
納品期限は、食品業界の商慣習として取り決められている取引条件のひとつです。製品を出荷できる期限が、製造日(月)からの経過期間によって設定されているため、まだ食べられるにも関わらず、場合によっては廃棄される可能性があるといいます。
そこで、新たな販売ルートとして今回の無人販売機が登場しました。ネスレ製品が賞味期限1か月前まで(容量が多い製品は2か月前まで)販売予定で、いずれも希望小売価格よりお得な価格になっています。
たとえば、「ネスレ 大人のご褒美 宇治抹茶ラテ6P」(267円→213円)、「キットカット ミニ15枚」(540円→270円)などです。※ラインアップは6月17日時点。販売価格は変更となる場合があります。
「食品ロス削減ボックス」が置かれるのは、キラリス函館(北海道函館市)・新宿郵便局(東京都新宿区)・ネスカフェ原宿(東京都渋谷区)・JRゲートタワー(愛知県名古屋市)・中国電力本社(広島県広島市)の5か所。
その他詳細および購入方法は、食品ロスを削減するソリューションを開発・提供する会社「みなとく」の専用サイトから。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。