ヤマハは、世界初となる、言葉をメロディにのせて会話するコミュニケーションロボット「Charlie(チャーリー)」のプロトタイプを開発。2020年10月27日から、モニターを募集しています。
ミュージカルのように「おはよう」や「ありがとう」
「Charlie」は、歌でユーザーとコミュニケーションをとる"うたロボ"です。ヤマハが持つボーカロイド技術や自動作曲技術などを活用し生まれました。
ユーザーが話しかけると、ミュージカルのように「おはよう」や「ありがとう」等の言葉はもちろん、普段の相談ごとや雑談もメロディにのせて返答します。
「Charlie」は、とにかく前向きで冗談好き。口は悪いほうだけど、意外とロマンチスト。夢は音楽家――という性格があります。
ユーザーの問いかけに素直に答えるだけでなく、時にユーモアを交えながら返答。発する言葉の内容と、約30種の音楽ジャンルに基づいた曲調は連動しており、例えば明るく楽しい雰囲気の会話ではアップテンポのポップス、のんびりとした会話ではスローテンポのボサノバ調など、言葉と曲調で感情を表現します。
人が近づくと、「Charlie」から話しかけることもありますよ。
開発の背景には、働く女性の「仕事後に疲れた気持ちや張っていた気持ちを緩めたい」という潜在ニーズがあります。
仕事を終えた後の彼女たちの気持ちを少しでもリラックスさせたいという思いから、メロディにのせた会話で、緩いコミュニケーションを行うロボットの開発に至ったそう。
そんな「Charlie」を家にお迎えできるチャンスです。10月27日から、「Charlie」をモニターとして体験し、SNSへの投稿に協力できる人を募集しています。モニター期間終了後、製品版を無償でもらえます。
詳しい応募内容は、オフィシャルサイトから。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。