SNSを中心に今話題になっているリップブラシは、ダイソーのもの。
お値段は、もちろん税抜価格100円なのですが、10倍くらいの価格の価値があるのではないかと絶賛している人もいます。果たしてその実力は!?
美容家である筆者が、ダイソーのUR GLAM(ユーアーグラム)シリーズのリップブラシの実力を徹底検証します。
見た目だけで10倍の価値
(1)ビジュアル
100均コスメというと、プラスチック製の安価に見えるパケの商品が多い傾向にあります。そんな中、こちらのリップブラシは、黒いパケに白い文字が入っていてデザインがまずオシャレ。安っぽさは感じられません。ビジュアルに関してはまずまず優秀です。
キャップはアルミニウム製で軽いです。柄の部分は、プラスチックとアルミが混在しています。とても軽いのも魅力で、キャップをブラシの後ろにはめれば、長くして使うこともできるセパレート式です。そのため持ち運びにも便利です。
他の100均のリップブラシや雑誌の付録のリップブラシも使ってみたことがありますが、キャップに収納したり、ブラシの後ろにキャップをはめたりした時に「キツい」といった違和感がよくありました。
しかし、こちらのリップブラシは、一連の動作がスムーズで違和感もありません。なかなか優秀です。ビジュアル面に関してはお値段の10倍くらいの価値があるのではないかと感じました。
(2)ブラシとしての実力
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次にブラシとしての実力について検証してみました。毛質ですが、100均なだけにナイロン製です。そのため唇へのあたりは優しいとは言えません。ただ、刺激になるとも感じませんでした。
ブラシにはかなりコシがあります。そのため唇に吸い付くようなやわらかさやフィット感はなく、むしろ硬さを感じます。それが逆に輪郭を整えるのに適しているように思えました。
ブラシの形状ですが、先端部分が長い緩やかな山型をしています。そのため上唇にリップを塗る時に塗りやすいと感じました。
毛の密集具合も20倍ほど高い価格のリップブラシと比較して遜色ありませんでした。
また、ブラシへのリップの含みもまずまずで、ムラにならずに唇に塗ることができます。その点も優秀です。ブラシの実力としても価格の10~15倍ほどの価値があると感じています。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。