2019年4月12日から6月19日まで、北海道立釧路芸術館展示室(釧路市幸町4丁目1番5号)にて「江戸の遊び絵づくし展」が開催されています。
影絵や判じ絵であそぼう!
江戸の庶民芸術として国際的にも高く評価されている浮世絵。美人画、役者絵、風景画という3大ジャンルがよく知られていますが、江戸のゆたかな出版文化の一角を担った浮世絵の世界は、これらに限りません。遊び心ある造形を見せる多様な浮世絵を「寄せ絵」「判じ絵」「組上絵」などに分類。機知とユーモアにあふれた「遊び絵」として楽しめる展覧会です。
会場では、これまであまり紹介されてこなかった遊び絵を鑑賞。絵が表す言葉や意味を読み解き、背景にある江戸庶民の生活や流行、時事情報、さらには風刺の精神などに迫ることができます。また、影絵や判じ絵などの楽しみ方を体験できるコーナーでは、見て、読んで、触れて、江戸庶民の遊び心を楽しむことができます。
観覧料は1100円。開催時間は9時30分から17時までです。月曜と5月7日は閉館(※4月29日、5月6日は開館)。
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