2018年11月23日から2019年1月27日まで、静岡県立美術館(静岡市駿河区谷田53-2)にて「めがねと旅する美術展―視覚文化の探究―」が開催されています。
「みる」ことの意味を問い直す
「めがね」をキーワードとし、「みる」ことの意味を問い直す展覧会です。 現代社会は、膨大な量の画像や動画、文字やサインといった視覚情報に彩られています。私たちの生活は、「みる」という行為に圧倒的に依存しているのです。あえて「みる」とひらがなで書いたように、見る・観る・視る・診る...とその意味は幅広く、「みる」ことの意味を考えることは現代社会について考えることと等価といっても過言ではありません。
この展覧会では、遠近法とレンズを用いた江戸のめがね絵から、鉄道・飛行機・顕微鏡・望遠鏡といった科学技術の発達によってみることができるようになったミクロ/マクロの世界、さらには視覚のトリックを用いたユニークな現代アートやVR(バーチャルリアリティー)といったモチーフを通じ、人々の視覚に対する探究の跡をたどります。
料金は1000円。開催時間は10時から17時30分までです。
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