細見美術館(京都市左京区岡崎最勝寺町6-3)にて、2018年6月9日から8月19日まで、浮世絵師たちの遊び心が満載の「江戸のなぞなぞ 判じ絵」が開催されています。
選りすぐりの約100点の判じ絵が展示
「判じ絵」とは、絵に置き換えられた言葉を当てる遊びで、笑いを誘う絵を見る楽しみと、隠された言葉を判じる(解く・推理する)楽しみを同時に味わえる"絵で見るなぞなぞ"です。
題材は人名や地名、名所、動植物、道具類などさまざま。たとえば、「頬」に「蝶」がとまっている絵で「包丁(ほうちょう)」、「釜」を切っている絵で「カマキリ」など、ユーモアたっぷりな判じ絵が満載です。
同展では、判じ絵を多数所蔵する蛇足庵コレクションから選りすぐりの約100点が展示されています。また、関連書籍『いろは判じ絵』(1500円)や「いろは判じ絵葉書」(各100円)の販売もあります。
開館時間は10時から18時、入館は17時30分までです。入館料は1300円。毎週月曜は休館ですが、祝日にあたる場合は翌火曜休館です。
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