激似と話題!「ルナソル」と「オペラ」のリップを徹底検証しました【#そっくり比較】
デパートで販売されているブランドコスメ――いわゆる「デパコス」に憧れを抱きつつも、高価でなかなか手を出せないという人も多いのではないでしょうか。
そんな人にとって、デパコスにそっくりのプチプラコスメはとても魅力的ですぐにでも試してみたくなるもの。...とはいうものの、どのくらいデパコスにそっくりなのか気になるところでしょう。
そこで、SNS上でも話題になっている「そっくりコスメ」がどのくらい似ているのか、美容家である筆者が徹底的に検証したいと思います。
第2回目の今回は、デパコスリップ「ルナソル シアーアクアスティックリップス」(#01 フレッシュオレンジ/メーカー希望小売価格税別2500円)とプチプラリップ「オペラ ティントオイルルージュ」(#05 コーラルピンク/メーカー希望小売価格税別1500円)を比較します。
(1)発色やツヤ感、透明感
オレンジとコーラルピンクですが、一見そっくりです。実際に腕にそれぞれ2度塗りして比較してみました。
(自然光の下での撮影)
(室内灯の下での撮影)
色み自体、非常に似ていますが、オペラの方が若干落ち着いたトーンです。そして、血色感もオペラの方があります。
ツヤ感についても非常に類似しています。具体的に説明すると、ルナソルは透明感のある発色で、非常に粒子の細かいパールが配合されていることにより、輝くようなツヤがあります。一方のオペラはノンパールですが、リップケアオイルをベースにしているのでみずみずしいツヤがあります。
透明感についてはルナソルに軍杯が上がりますが、薄づきであるという印象も受けます。発色面では、オペラの方がいいです。
以下、☆5つを最高得点として評価しました。
【ルナソル】 発色 ☆☆ ツヤ感 ☆☆☆☆ 透明感 ☆☆☆☆☆
【オペラ】 発色 ☆☆☆ ツヤ感 ☆☆☆☆☆ 透明感 ☆☆☆☆
(2)使用感
どちらも通常の口紅よりもほんのりと色づくタイプなので、数度塗り重ねて下の画像のような仕上がりになります。
ルナソルは、唇そのものの色をいかすことで血色をプラスできる仕上がりです。一方、オペラはジュワッと滲み出るような血色感があります。
保湿力については、オペラが非常に高く、唇のかさつきが気になる時でも唇の状態を整えながら比較的均一に塗ることができます。ただし、少しベタつきが気になります。
一方のルナソルは、保湿力はあまりありません。そのため唇の状態がよくない時には使いにくい傾向にあります。しかし、ベタつきは感じられません。
メイクのしやすさですが、上記のことに加え、ルナソルは硬いテクスチャーで塗りにくさを感じました。一方、オペラはするんと唇の上にのびていき、塗りやすいと感じました。
【ルナソル】 保湿力 ☆☆ 血色感 ☆☆ 塗りやすさ ☆☆ 使用感 ☆☆
【オペラ】 保湿力 ☆☆☆☆☆ 血色感 ☆☆☆☆ 塗りやすさ ☆☆☆☆ 使用感 ☆☆☆☆
(3)モチ
飲食しても落ちにくかったのは、オペラです。ただ、カップなどに色がつきやすいと感じました。
ルナソルは、カップなどに色がつきにくいものの、気がつけば落ちているといった印象でした。
【ルナソル】 モチ ☆☆☆
【オペラ】 モチ ☆☆☆☆
(4)気になるそっくり度は?
気になるそっくり度は、70点!一見非常によく似ていましたが、使用感や仕上がりには違いがありました。ただし、ツヤ感やみずみずしく軽やかなテクスチャーであるところはよく似ていました。
唇が乾燥しやすい人にはオペラのティントオイルルージュが、透明感のある仕上がりを好む人にはルナソルのシアーアクアスティックリップスがおすすめです。
また、ルナソルのシアーアクアスティックリップスは2色展開ですが、オペラのティントオイルルージュは6色展開となっています。この機会にぜひ両者ともチェックしてみてください。
エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルなどに出演。ウェブ、雑誌等にコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告なども手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索。豊富な自己体験を元に情報を発信中。公式サイト『アンチエイジング ジャーナル』
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。