今後はアパレルやコスメの自社ブランドを

筆者にとってYouTubeは「見たい動画を探しに行く」ところでしたが、10、20代にとって今やYouTubeは情報収集の大事な手段。膨大なチャンネルから自分の趣味・嗜好に合ったものを選択し、チャンネル登録してコンテンツを受動的に楽しむことが今の若者のスタイルになってきています。

なお、今年3月には「MelTV」をバックアップする形でキュレーションアプリ「Mel」も誕生。こちらも開設から半月ですでに650万ページビューに達する人気ぶりです。こちらではユーザーと同世代の女子高生や女子大生がライターとして活躍しており、その親近感が魅力になっているようです。また、アプリと同じタイミングでインスタグラムアカウントも開設し、こちらではインフルエンサーによる30秒ほどのノウハウ紹介動画を発信しています。

「Mel」を展開するVAZ(東京都渋谷区)によると、今後は「Mel」ブランドの価値をより高めていき、最終的にはアパレルやコスメの自社ブランドを展開し、ECによってマネタイズすることが目標なのだそう。

ティーンが熱中する「Mel」の世界――。覗いてみれば、きっと流行の最先端を知ることができますよ。

＊ 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。