喜ばしいことなんだけど...
「ジューンブライド」の言い伝えがある6月は、周りから結婚の報告が多くなる季節ですよね。ひと昔前は本人から直接報告を受けたり、結婚式の招待状や年賀状で知ったりというケースが多かったものですが、最近ではSNSで知ることが増えたという人も少なくないのでは?
それを裏付ける調査結果をブライダルジュエリー専門店「銀座ダイヤモンドシライシ」が発表しました。結婚報告について男女500名に調査した結果、男女ともに40%以上が「SNSで報告する」と回答したのです。
何とも喜ばしい報告のはずですが、周りには「幸せアピール」と取られることがあるのも事実。実際に報告される側は、どう考えているのでしょうか? 実は意外なところが引っかかっているようで...――。
「婚テロ」に落ち込む人も
調査ではまず、男女500人に「あなたはプロポーズされた(した)報告をどのSNSで行いますか(行いましたか)?」と質問。すると、男女とも「LINE」での報告がトップとなり、2番目には、女性は「Instagram」、男性は「Facebook」がそれぞれ続きました。
男女とも4割以上が何かしらのSNSを選択しており、SNSでの結婚報告が主流になりつつあることがうかがえる結果となりました。
投稿内容としては「エンゲージリングの写真と共に投稿(45.2%)」が1位、「婚約相手とツーショット写真と共に投稿(33.9%)」が2位になりました。
確かにタイムラインに流れてくる投稿は、こうした幸せいっぱいのものが多いですが、一方でSNSでの結婚報告は「婚テロ」とも言われ、SNS疲れの原因になるとの指摘もあります。
実際に、受け取る側である「友達」や「フォロワー」はどう感じているのでしょうか? ツイッターを検索してみると、
「最近は婚テロが多くて、精神的に爆死してる」
「Instagramで結婚報告を見てしまい無事SNS病み期に突入した」
「他人の幸せには特に関心が無かったけど、人生に疲れ始めるとだんだん羨ましく見えてくるし人間は脆弱である。とりあえずfacebookで結婚報告するのやめて」
と、気分が落ちてしまった人々のホンネがいくつも散見されました。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。