2017/5/16

共働き夫婦の「家事分担」を調査したら妻の不満が爆発していた

「イクメン」「主夫」といった言葉が広がりをみせ、出産後も働く女性が増えていますが、家事の負担は、まだまだ女性に偏りがち。このほど、ダイワハウスが調査した結果、夫婦間で家事分担の認識に大きなギャップがあることが分かりました。

専業主婦はもちろんですが、共働き夫婦でも妻がかなりの負担を負っているようで、妻の不満が爆発しています。

家事負担の割合認識にギャップ

調査では子どもをもつ20~40代の共働き夫婦600人に家庭での家事負担の割合について質問。その結果、妻側の認識では「夫1割:妻9割」(37.3%)がトップだったのに対し、夫側は「夫3割:妻7割」(27.0%)がトップとなり、妻が思っているよりも「自分はやっている」と思っている夫が多いことがわかりました。

こうしたギャップの背景には「名もなき家事」に対する認識の違いがありそうです。名もなき家事とは、例えば「脱いだ服を片付ける」「洗濯物を畳む」など、必要なものでありながら特に名前の付いていない細かな家事のこと。

実際、その後の調査結果を見てみると、「トイレットペーパーがなくなった時に買いに行く」「飲みっぱなしのグラスを片付ける」「調味料を補充・交換する」といった項目を、妻は高い割合で「家事」と捉えている一方、夫は「家事」と認識している割合が妻よりも低くなっています。つまり、こういった雑用は「家事のうちに入っていない」と思っている夫が多いというわけです。

そして、これら「名もなき家事」は誰が積極的にやっているのか聞いたところ、妻側は96.3%が「自分」と回答。夫側も76.7%が「妻」を選んでおり、妻にかかる家事の負担の大きさが改めて浮き彫りになりました。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

[続き]「片せないくらい眠くなるなら飲むな」「神経が理解できない」
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