年の初めに気持ちザワザワ
年が明けたけど、ちょっと気持ちがザワザワしております。おっとその前に「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします」と挨拶しなくちゃ。と言いつつも、ザワザワしているのは、この挨拶のコトでして。というのも、いったい世の中に正月気分というのは、いつまで残っているものなんでしょうか?というのが気になって仕方がありません。これ、年明けに各局でやる紅白歌合戦分析、裏話情報にも似ている気がします。
紅白の視聴率が出るのは1月2日。その頃、情報系番組やワイドショーはまだ始動前。三が日すぎてからも一週間近く各局で今年の紅白はアーダコーダと出演しているわけでもない人が言うのはさすがにもう今年だけにしませんか?他局のオバケ番組というふんどしでどれだけ相撲を取れば気がすむのかしらん。確かに実際に紅白の裏側では、なんとも言えない高揚感と緊張感が漂っています。それこそ、事務所やレコード会社関係者がこの日ばかりは溢れかえっていますし。1人の出演者につき最低でも7~8人ぐらいついているんじゃないかってぐらい。ほぼ現場にこない吉本さんのマネージャーもさすがにいつもの倍以上は駆けつけていらっしゃる。それもみな正装しているので、ふつうの大型番組の収録とはやっぱりどこか舞台の裏側も違います。それから......おっとこれを書いているところで、年明けのネタとしてもそろそろ的外れになってくるので、やめておきます。
さて、ザワザワ気分について話を戻します。新年のあいさつは、7日を過ぎても初対面の人であれば言うのが当然だとは思いますが、例えば新年一回目の放送が1月中旬の場合、企画内容は正月気分を払しょくしたものがいいものか、それとも正月に寄せたもののほうがいいものか。頭をひねってしまいます。番組内容は当然年末に計画しているので、その当時はスタッフもつかの間のお正月休みに気持ちが傾いています。立て込んだ仕事をバッサバッサと斬り捨てて、ヘロヘロになりながら休みに到達!当時の心境で年明け生放送の計画をすると、新年一発目は正月お祭り気分を盛り上げようとしてしまいがちです。とはいえ、三連休も過ぎちゃえば世の中ではセンター試験という人生の壁に挑戦する人、挑戦した人も多いはず。もう二度と受けたくないようなあの試験を目前に「いやいやめでたい初春!」という気分でまだいる人って、よっぽどおめでたい人でしょう。
新年の抱負は立てないほうがいいらしい
そんな正月気分いつまで問題ですが、早くも今年になってから1週間が経過。年の初めに立てた新年の抱負はどうなっていますか?いや、そもそも新年の抱負なんて立てないよ。というタイプでしょうか。あるタレントさんから教えていただいたのですが、新年の抱負は立てないほうがいいらしよ!とのこと。年初めで気持ちは高揚していて、達成できそうもないような抱負を人は立てがちなんだそうです。さらにその高いハードルで自分の首を絞めてしまい、挫折感に襲われるという地獄絵図が待ち構えているだけだと。だから、新年に抱負なんて立ててはダメらしく、これまで通り現状維持を願うほうが気持ちは楽になっていいんだそうです。なるほどね~。ちなみに新年の抱負というものは、継続できるのはせいぜい1週間ぐらい。それでも既に4人に1人が挫折し、半年後には半分以上の人がやっぱりリタイアしているという研究結果が出ているそうでして。そうなると、「自分はやっぱりダメ人間なんだ」と思い込む理由もわかる気がします。ということで、新年のあいさつや抱負は、ほどほどにした方がいいってことなのかしらん。たとえば誕生日のメッセージのように「これからの1年、いい年になりますように」という軽さがあってもいいかもしれませんね。あとくされもないし、いい1年を過ごせるように挨拶と願いが合わさっていますからね。どうでしょうか。
モジョっこ
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