2017/1/ 1

仙台藩の時代から三百年以上続く伝統的な正月行事「仙台初売り」

仙台初売り

2017年1月2日から、仙台市内の各商店街にて「仙台初売り」が開催されます。

大きな「茶箱」の福袋で「一年の運試し」

「仙台初売り」は仙台藩の時代から三百年以上続く伝統的な正月行事。市内の商店街の一年は初売りでスタートします。

各商店は心意気を見せようと、お買い得な商品を「福袋」として販売するため、徹夜組をはじめ、朝早くから開店を待つお客さんでにぎわいます。甘酒やおしるこなどふるまう商店などもあり、正月からお祭り気分で盛り上がります。

そして「仙台初売り」の特徴は、大きな「茶箱」の福袋。茶箱は湿気を寄せ付けず、衣類や乾物の収納・保管箱として昔から庶民に愛用されてきました。その名残が仙台初売りに受け継がれ、市内にある茶舗では茶箱の福袋を出しています。中身の見えない福袋は、「一年の運だめし」の意味もあり、福袋を求める人も多い初売りは県内各地で開催され、今では宮城の正月の行事となっています。

営業時間は店舗によって異なるため、各店舗に確認してください。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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