2016/12/ 7

ママたちの「インフルエンザ対策」 4~6歳児ママは感染に要注意?

免疫の根本を強くする乳酸菌

医学博士・総合内科専門医の小杉理恵先生

医学博士・総合内科専門医の小杉理恵先生に、具体的にどのような対策をおこなえばいいのか聞きました。

「インフルエンザ対策として、まず第1は予防接種ですが、体内の免疫力をアップさせることも重要なポイントです。免疫力を高めるためには、ウイルスの侵入を防ぐ"外側からの対策"だけではなく、食事や睡眠など"内側からの対策"が大切。バランスのよい食事や十分な睡眠、規則正しい生活を意識することが、免疫力を高めることにつながってきます」

最近では、「乳酸菌」の免疫力アップ効果への注目が高まっているそうです。

「免疫細胞というのは、腸に多く存在するもの。そのため、乳酸菌によって腸内環境をよくすることが、免疫力の活性化につながると言われています。免疫力対策としては、近年『プラズマ乳酸菌』が注目されています。これまでの乳酸菌とは異なる免疫メカニズムで、免疫の根本を強くする乳酸菌です。実際に、プラズマ乳酸菌を含む飲料を飲んでいたグループと、そうでないグループを比較したところ、プラズマ乳酸菌を飲んでいたグループのほうが、免疫細胞チームの司令塔のような役割を果たす細胞『pDC』の活性がより高くなったことを示す研究結果(ヒト試験)もあるようです」

こうした乳酸菌などもうまく活用しながら、食事や睡眠にも気を配り、免疫力を上手に高めることで、今年のインフルエンザシーズンを乗り切っていきましょう!

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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