実験なのに絶景が見られるクルージング
東京都では、2016年9月12日から「東京舟運社会実験クルーズ2016」を実施しています。2020年の東京オリンピックにむけて、水路を活用した観光促進などを目的にした社会実験で、羽田空港やレインボーブリッジなど水辺から東京の景色を見ながらクルージングを楽しめます。
11月中の金・土曜日は、「エンタメクルーズ」が実施されていて、さらに楽しいクルージングが体験できます。この社会実験クルーズを11月18日に体験してきました。
ピアノとバイオリンの演奏で船旅気分が盛り上がる
東京の水辺を巡る3つのルートが運航中ですが、今回は天空橋から有明までの約1時間30分のコースを体験。
11時30分。天空橋の駅からすぐのところにある船着き場から船に乗り込み出発です。
船の中にはテーブルとソファがあり、くつろげるようになっています。船内での飲食物の販売はありませんが、持ち込んで飲食するのは自由なので船旅にぴったりなものを持っていくとより一層クルージングを楽しめそう。
窓からも外の景色が見えますが、天気が良ければ、外の甲板や屋上に出て景色を見ながらクルージングを楽しむのがおすすめ。ガイドさんのトークは屋上に出てもスピーカーから聞こえてくるので、解説もバッチリ聞けますよ。
開放感のある屋上
屋上で風を感じているとガイドさんが「右手に羽田から飛行機が飛ぶのが見えますよ」と教えてくれました。右の方を見てみると飛行機が飛んでいくのが見えます。
小さく映っているのが飛行機
すぐに見えなくなってしまいました
羽田エリアを通り過ぎたあたりで、船上パフォーマンスが始まりますというアナウンスが。急いで中に戻ると、電子ピアノとバイオリンの演奏がスタートしました。
たっぷり30分演奏を楽しみました
1曲目の「愛の挨拶」は、船の旅にぴったりな優雅な曲。その後も「情熱大陸」やディズニーの名曲、バイオリンの速弾きがかっこいい「チャルダッシュ」など船旅気分を盛り上げる演奏が続きます。演奏に耳を傾けながら外の景色を眺めていると、ゆったりとした優雅な雰囲気でワインでも飲みたいなという気分に。(これはこっそり持ってくるべきだったな......。)
窓からの景色も最高です
約30分たっぷり演奏を楽しみ満足感でいっぱい。今回がピアノとバイオリンの演奏でしたが、このほかにも乗る舟によって異なるパフォーマンスが楽しめるそう。どんなパフォーマンスが行われるかはお楽しみです。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。