【第67回】Apple Payはおサイフケータイよりもネット決済に期待!
出かけてから「あっ、財布忘れた」ということありませんか? 筆者はよくあります。こんな時でもiPhone 7さえ持っていれば大丈夫。iPhone 7だけでSuicaで電車にのることも、コンビニでの買い物、タクシー乗車も可能になりました。
もっとかっこいい使い方としては、Apple Watch Series 2を使う方法です。Apple WatchにSuicaとクレジットカードを入れておけば、財布を持たずに電車でプールに行き、泳いだ後(もちろんApple Watch Series 2は完全防水!)に自動販売機でドリンクを購入、なんてことも可能です。
これが2016年10月末に開始した「Apple Pay」です。
リアル加盟店ではSuicaが最強!
本当に入ってます!
iPhoneやApple WatchにSuicaを入れる? クレジットカードを入れる? と思われた方もいると思いますが、写真を見てもらえるとわかります。
本当にiPhone 7やApple Watch Series 2にSuicaやクレジットカードが入っていますよね?
Suicaの場合は、今持っているSuicaカードをiPhone 7に吸い上げる事ができます。iPhone 7に入っているWalletアプリを起動して、今のSuicaの情報を全部iPhone 7に完全に移し替えることができるのです。移し替えた後は元のSuicaはただのプラスチックカードになってしまいます。
iPhone 7やApple Watch Series 2に入っているSuicaを使う方法は、今まで使っていたSuicaとほぼ同じ。駅の改札でもコンビニでもiPhone 7をタッチするだけ。実際にやってみると「これだけ?」と感じることでしょう。
さらに、iPhone 7に入っている「マップ機能」と連動しているため、ルート検索をした時にSuicaの残高が足りない場合は「残高不足」の警告も出るようになっています。
残高不足の場合は、登録してあるクレジットカードからチャージすることも可能。改札で残高不足で降りられない、ということもなくなりますね。
iPhone 7とSuicaは非常に相性がいいのですが、クレジットカードを使う場合は少し厄介です。
Suicaの場合は、iPhone 7を改札にタッチするだけでしたが、クレジットカードを利用する場合は、iPhone 7の場合はホームボタンに親指をかざしながら店頭端末にタッチ。Apple Watch Series 2の場合は、サイドボタンをダブルクリックしてから店頭端末にタッチしなければなりません。
これは便利!
さらに、クレジットカードには「iD」や「QUICPay」が自動的に付き、決済時には店員さんに向かって「iDで支払います」とか「QUICPayで支払います」と言わなければ支払うことができません。Apple Payを「難しいな」と感じさせるのは、このiDやQUICPayですので、実店舗ではわかりやすいSuicaを使うのがおススメです。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。