預けるなんて考えられない
とはいっても、母親は子どもと離れるときに後ろ髪を引かれるもの。実際、全対象者に「仕事以外で子どもを預けることについてどう思うか」聞いてみると、最も多かったのは、「少し抵抗を感じる」が47%と約半分で、「あまり抵抗を感じない」が31%でした。
最後に、"預ける派"と"預けない派"の声を聞いてみましょう。
まずは託児否定派から。
・考えられないし、誰からも勧められたこともない。(36歳 神奈川県)
・保育園は親が楽をするためのものではない。子を産んだ以上親は育てる責任を果たすべきだと思うので、自由な時間=親が遊ぶ時間は独り身の時に比べて減るのは最初から分かっているはず。(24歳 岡山県)
そして肯定派は......。
・親もストレスなく過ごせるし、早く用事を終わらせて迎えに行き、子どもとの時間を持つことが親にとっても子にとっても良いと思う。(37歳 岡山県)
・ママの息抜きのためにも必要だと思う。子どもが可哀想という意見もあるけれど、子どもにとってもママ以外の人と接する貴重な機会だと思う。(31歳 愛知県)
・最初は不安だったけど、子どもがそれなりに楽しそうに過ごせて、私自身もリフレッシュできた。それ以来、たまには子どもを預けて自分時間を作ることは悪いことではないと思うようになった。(36歳 東京都)
それぞれの言い分、分かれましたね。確かに、預けても自分が心地よくいられないならやめた方がいいと思います。また、預ける先がない人もたくさんいるでしょう。
記者はちょくちょく仕事以外でも夫や実家に子どもを預けます。最初は罪悪感から楽しめなかったり、気になってそわそわしたりしたものですが、子どもが楽しんでいるのを知ってそんな気持ちは吹っ飛びました。
ママのイライラに子どもはとっても敏感です。少なくとも我が家の場合、「私がいなくちゃ」とあまり気張りすぎない方が、うまく回っていくようです。
調査はベビカムが2016年9月23日~9月30日、現在妊活・妊娠・育児中の787人を対象にインターネットで。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。