2016/10/25

ニキビ肌は最後に笑う! ニキビに悩んだ人ほど老化が遅いことが判明

ニキビに悩んだって結果オーライ

ニキビ経験者に朗報です。若い時にニキビで悩むことが多かった人ほど、肌の老化がゆっくりなことがイギリスの研究でわかったのです。

逆にお肌の悩みがない人はご用心。年を取ってから泣きをみるのはニキビ知らずのツルピカ肌の持ち主のようですよ。

秘密のカギは長生き遺伝子に

研究をまとめたのは英国キングス・カレッジ・ロンドン大学のチーム。英国の双子女性1205人を対象に過去にニキビを患ったことがあるかどうかを調査し、白血球の中にある「長生き遺伝子」テロメアとの関連を分析しました。

研究チームリーダーのシモーヌ・リベロ博士は「皮膚科医は、ニキビ患者の肌の老化が、ニキビがなかった人よりもゆっくり進み、しわが少ないことに気づいていました。今回の研究で、それを確認することができました」とコメントしています。

まず、テロメアが「長生き遺伝子」と呼ばれる理由を見てみましょう。

私たちの体は細胞分裂によって新しい細胞を作り、命を維持しています。細胞が分裂すると染色体が同じようにコピーされるのですが、末端にあるテロメアだけはコピーされず、細胞分裂のたびに短くなります。テロメアが短くなると老化が進み、最終的にテロメアがなくなると、細胞は死を迎えます。

テロメアが長い人ほど長生きをし、100歳以上の長寿者にはテロメアが長い人が多いことがわかっています。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

[続き]ニキビ「あり」と「なし」 双子を比較
1

人気キーワードHOT

特集SPECIAL

ランキング Beauty RANKING

Instagram