9月12日は「宇宙の日」。
日本人で初めてスペースシャトルに搭乗した毛利衛さんが、宇宙に旅立った1992年9月12日にちなんで、この日が宇宙の日に制定されています。
一般の人が宇宙旅行できる日も近いと言われていますが、スペースシャトル内での生活ってどんなものなのかあまり想像できないですよね。
来る日に備えて...
今回、東京バーゲンマニア編集部では、宇宙での生活に少しでも慣れておくためにスペースシャトルで実際に食べられた"宇宙食"を編集部で食べてみることにしました。渾身の"宇宙食"グルメレポートをお届けします。
ありえん! なんだこののびーーーーーる食感は!!
今回レポートする"宇宙食"は実際にスペースシャトル内で食べられたものに限定しました。本当に宇宙飛行士が食べたものって思えば、ワクワクしてきます。
最初に食べてみるのは、"おもち"(540円)。これは1992年にエンデバーの船内で毛利 衛さんが食べたものと同じものです。
宇宙で実際に食べられたお餅
パッケージを開けると出てくるのは、軽くてカチカチの状態のお餅が6つとトレー、きな粉です。お餅はフリーズドライの状態になっているので、水につけて"もどし"て食べます。数秒水につけるだけで付属の楊枝では持ち上げるのが難しいほど、とろ~っとしたモチモチの状態になりました。
トロトロのきな粉餅に!
まずは、きな粉で食べてみます。きな粉は宇宙の無重力状態では飛散してしまうような気がしますが、ここは地球です。引力のおかげでなんなく、トレーに移せました。
きな粉をつけて口に運ぶと、トロトロでモチモチとした食感でおいしい! お正月に食べるお餅よりトロトロかも......。フリーズドライだったことが信じられないくらいです。
何度も言いますが、ここは地球! せっかくなので、地球でしかできない火を使った食べ方もやってみました。
本当は七輪やトースター、オーブンで焼くところですが、ムービー撮影のためフライパンで調理します。
お餅は相変わらずとろ~っとした触感&食感で、くっつかないか心配でしたがテフロン加工のおかげで大惨事にならずに済みました。
とはいえ"のびーーーーーーーる"あの感触はそのまま。お醤油につけるのも海苔で巻きつけるのも一苦労ですが、なんとか磯辺焼き(もどき)が完成!
のびーーーーるお餅
海苔に巻いても普通のお餅以上にめちゃくちゃ"のびーーーーーーる"! 一気にお正月が来た感じです。味はもちろんおいしかったです。
おもちを"調理"する様子は動画でも見られるので、チェックしてみてください。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。