宇宙食の条件は?
パッケージも宇宙っぽい?
最後はようかん(378円)を食べてみます。これも毛利衛さんがスペースシャトルで食べたもの。
見た目からはわかりませんが、ようかんを包むパッケージが4層構造になっていて宇宙環境でも食べられるようになっているそう。
しっとりした食感のようかん
フリーズドライなど特殊な状態になっているわけではなく、開ければそのまま食べられます。食べてみると、あずきの味がしっかり感じられ、しっとりとした食感が楽しめます。これは、温かい緑茶と一緒に一息つきたくなるホッする味です。もしも宇宙でこれを食べたら、遠い地球の小さな日本がとても恋しくなりそう。
宇宙で食べられるものは、固形の固いものやドロドロの流動食というイメージがありましたが、どれも地球で食べているものと変わりありませんでした。
というのも、宇宙食はNASAの「フード・ラボ」の審査で合格さえすれば、好きなものを持ち込めます。保存期間やパッケージの形状など、条件は厳しいようですが、お気に入りを宇宙旅行のお供にできる可能性があるということですね。もしも宇宙に行くことがあっても食べ物に関しては安心してよさそうです。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。