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部隊には桜花作戦に否定的な者もいた。「こんな馬鹿馬鹿しいものはやめたほうがいい。特攻なんてブッ潰してしまえ」。指揮官の野中少佐は、こう言い残して飛び立っていった。
最も親しかった部下の西尾中尉は「私が天皇だったら即刻降伏しますね。いまの戦争のやり方は馬鹿げている」と話し、その数週間後、林から出撃命令を受けた。「えこひいきと非難されても具合が悪いから、ほどほどのところでお前さんを殺すよ」。西尾中尉は「ありがとうございます。光栄の至りです」と返したという。
特攻のことは天皇も知っていた。「戦死した隊員に対し、ひとことも謝罪の言葉がなかったのは残念です」
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。
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