2016/8/ 9

【山の日×ポケモンGO】ポケモン探しに富士山登ってみた!

疲労、極寒......これが地獄のはじまりか!?

歩き始めてすぐに、ごつごつした岩や道とは言えない道になり、ひたすらそこを進みます。足場も悪く、段差もあるので日頃運動不足の記者は結構ツラいです。アンダーウエア+Tシャツという格好でも、汗だくです。ただ、まだ体力もあるので「山登りってやっぱりしんどい」と思う余裕も。ハァハァ言いながら、約2時間で本六合目「瀬戸館」に着きました。

本六合目では、レアポケモンの「ゴース」をゲット。ほかにもそこそこのポケモンがいました。ただ、夜の富士山にいるポケモンたち、心なしか東京で見るそれとは雰囲気違う気もします。

ゴースゲット!!(ポケモンGOスクリーンショット)

さて、山登りの方はというと、相変わらずごつごつ岩×段差トラップに加えて、今度は傾斜も急になってきます。小休止できるスポットもあまりなく、小さいとはいえ落石にも注意しなくてはなりません。ガスが立ち込め、空気が少しずつ薄くなっていくのもわかります。

加えて、七合目、本七合目になると「寒さ」も敵になってきます。標高3200メートル、このあたりの気温は真冬同様。3度、4度の世界です。終始強めの風も吹いています。レインウエアの上下、手袋もつけて完全装備ですが、息は白く、言葉数も少なくなってきます。なんせ足が動かない! 疲れもピークで、気を付けても岩に足をとられてヒヤッとすることが何度も。休んでも疲れはとれにくくなり、まだあと3合もあるのか......と絶望的な気分になってきます。ここまでくると「山登りしんどい」とか、そんなことすら思う余裕なくなります。

と、こんな状況でしたので、七合目、本七合目、そしてご来光を見た本八合目の「胸突江戸屋」では、スマホ開いて探すことができませんでした。面目ないです。

ただ、富士山から見る日の出は撮ってきました。夜明け近くになると、雲海が眼下に広がっているのが分かり、「ああ、ここまで登ってきたのか...」と、感慨深くなります。

ご来光です

そして頂上前、心臓破りの9合目。道というより"崖"です。目の前に山頂の鳥居が見えているのに、登っても登ってもたどり着かない地獄っぷり。ここは本当に富士山に試されているな、と感じます。酸素が薄い中、一歩進んで休み、また一歩、を繰り返しながら、ついに7時30分、頂上へ到着! 約10時間の山登りでした。いやー、長かった。

さて、頂上でポケモンを探します。頂上にはポケストップとジム1つがあります。山頂でバトルしてみるのも楽しそうです。(今回その余力がありませんでした)

元気があったらバトルしたい(ポケモンGOスクリーンショット)

と、ここで「スリーパー」登場! 5合目でボールから逃げていったあのレアポケモン「スリープ」の進化版です。これは運命かと、ズリのみ、スーパーボールを駆使しゲット!! 五合目で逃げていったのはこのためだったのね......。帰ってきてくれてありがとう! 富士山頂でレアポケモンゲットできました。

劇的な出会い(ポケモンGOスクリーンショット)

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

[続き]富士山で捕まえたポケモン一覧
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