2016/7/29

六本木にできた「宇宙の入り口」 幻想的な「宇宙と芸術展」に行ってみた

宇宙飛行士7人全員が亡くなった「チャレンジャー号爆発事故」

残念ですが、宇宙は楽しいことばかりではありません。

1986年、アメリカの「チャレンジャー号」は、打ち上げから73秒後に空中分解し乗っていた宇宙飛行士7人全員が亡くなりました。世界に衝撃を与えた事故なので覚えている人も多いと思います。

この「チャレンジャー号爆発事故」を受けて作られたのが、現代美術作家、トム・サックスの「ザ・クローラー」です。間近でみるとその精密さがよくわかります。サックス氏は、この作品によって宇宙飛行士の夢を叶え、想像上の銀河を旅しているそうです。

人類の夢でもある宇宙旅行

最後に。展示は眺めるだけでももちろん楽しいのですが、宇宙と人間のつながりをより強く感じたい人には、音声ガイド(550円)を使うのもおすすめです。作品がつくられた背景などをタレントの篠原ともえさんがわかりやすく解説してくれるので、イメージが湧きやすいですよ。

歴史という時間軸と宇宙という空間の両方を考えるとスケールが壮大すぎて、帰り道も興奮が冷めませんでした。今も昔も人間を魅了し続ける"宇宙"の魅力改めて感じられるので、宇宙好きは必見です。

2017年1月9日まで開催されています。

宇宙開発の父ともいわれるコンスタンチン・ツィオルコフスキーの手稿

空山基の「セクシーロボット」はその名の通りセクシー

地球外生命体への想像をかきたてるパトリシア・ピッチニーニの「ザ・ルーキー」

日時計を再現したコンラッド・ショウクロス「タイム・ピース」

詳細は公式サイトへ。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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  • A森美術館
  • 住所
  • 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53F
  • TEL03-5777-8600
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