2016年7月8日から9月25日まで日本橋三井ホール(東京都中央区)で「アートアクアリウム誕生10周年記念祭 ECO EDO 日本橋 アートアクアリウム2016~江戸・金魚の涼~&ナイトアクアリウム」が開催されます。
今年10周年を迎えるアートアクアリウムはこれまで以上にかなり豪華なのだとか。オープンに先駆けて7日に行われた内覧会に行ってきました。
「超・花魁」という名の巨大水槽
今年のアートアクアリウムは、初めて空間ごとに名前がつけられました。
会場に入るとまずはまっすぐな「金魚小路」が続き、品種ごとに分けられた金魚たちがお出迎えしてくれます。よーく見てみると、同じ品種の金魚でもいろんな表情があることに気づきます。じっくり見ればお気に入りの子が見つかりそう。
さらに奥に進むと、お待ちかねの大きな展示が広がる「水戯の舞台」が待っています。
幅3メートルにわたる「大奥」や、蓮をモチーフにした4メートル四方の「ロースタリウム」など大作が一堂に会する幻想的な空間。照明と音楽と展示が融合して、かなりカッコイイです!
中でもひときわ目立っていたのは新作の「超・花魁」。全体の大きさは、直径5.6メートル、高さ3.5メートルもあり、以前アートアクアリウムで展示されていた「花魁」の3倍以上のスケールで、アートアクアリウム史上最大の迫力満点な作品です。
中央の大きな金魚鉢を14の水槽が囲み、それぞれの水槽で金魚たちが優雅に舞っています。幻想的な照明も相まって花魁の名にふさわしい艶やかな雰囲気。様々な色の照明に彩られる金魚たちをいろんな角度から眺めていると、夢中になって時間を忘れてしまいました。ゆっくりとアートアクアリウムの世界に浸れる作品です。
続いて現れる「江戸切子の間」と「ビョウブリウムとアクアリウムバー」では、水墨画の映像の上を金魚が泳ぐ「ビョウブリウム」など "粋"な作品が見られます。日本酒バーがあるので、ゆったりお酒を飲みながら作品を眺めるという贅沢な過ごし方もできますよ。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。