【男は辛いよ】家賃も生活費もカレシ持ち? 同棲生活の厳しい懐事情
同棲すると、彼氏側に金銭的負担が大きくのしかかる――。「現在同棲している」もしくは「ここ3年以内に同棲したことがある」と回答した20代から40代までの男女481人に聞いてみたところ、こんな実態が明らかになりました。"愛の巣"を守るには、男性はこんなに頑張らないといけないの?
「事前に誓約書を書くといい」(26歳女性)
同棲を始めるときに2人で作ったルールで、最も多かったのは「お金の使い方」(26.4%)です。そして「家事分担の仕方」(24.7%)、「月々の支払い担当」(20.4%)と続きます。時間や空間の使い方も大事だけど、"恋は盲目"のラブラブな2人の間であっても、おカネの問題はやっぱり最重要事項なようです。
そのおカネの負担の内訳をみてみましょう。
まず、家賃やローンです。
結果は、「彼氏側が全額支払う」が最も多く41.8%を占めました。「彼氏側が多めに支払う」も合わせると、実に6割強で彼氏側に負担がのしかかっています。「折半」という人も26.2%存在するものの、「彼女側が全額支払う」(7.1%)というケースは超レアで、「彼女側が多めに支払う」を含めても1割を下回ります。
では家賃以外はどうでしょうか。
光熱費、日用品、食材費、外食費、服飾費、交際費6つの項目について聞いてみると、交際費や服飾費はほかの項目に比べて「自分の分は自分で支払う」という人が多かったものの、すべての項目において彼氏が支払うケースの方が彼女よりも多いことが判明しました。大変ですね......。
最初に作ったルールは守られ続けたのでしょうか。思い通りにはならなかったという人は24.7%。11%はまったく思い通りにならなかったと答えています。もしかしたら、その背景には、男性に負担がかかり過ぎていることがあるのかも知れません。
同棲経験者からは「お金のことでもめないようなルール作りをしたほうがよかった。お互いの給与を見せ合って、身の丈にあった生活を送れるようにしなければ不満がたまると思う」(女性23歳)というアドバイスもありました。
印象に残ったのは「事前に誓約書などを書くといい。言った言わないの言い争いを避けることができるから」という同棲を解消した26歳の女性の声です。もはや"契約"ですね。
でも、誓約書までいかずとも、事前にある程度のルールづくりをしたカップルの方が心地よい暮らしを送れる傾向にあるようです。
離れて暮らしていた時のデートではそうだったカップルも、なんでもかんでも「カレシ持ち」ではかわいそうかも? 男性も(もちろん女性も)無理は禁物です。まずはお互いの通帳を開き、腹を割ってよーく話し合ってくださいね。
調査はHOME'Sが2016年5月13日~5月14日、事前調査で「現在同棲している」もしくは「ここ3年以内に同棲したことがある」と回答した20代から40代までの男女481人を対象にインターネットで実施。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。