そろそろサンダルが活躍する季節です。紫外線を浴びずに冬を越した素足って白くてきれいですよね。......と言いたいところですが、実際は「素足になりたくない女子」が世の中にはたくさんいるようです。
その理由はニオイや足裏の汗など様々ですが、1番キョーレツなのが水虫(!)です。秋冬をブーツで過ごした女子は要注意。ブーツの中は、高温多湿で水虫菌の格好の温床なので、すでに自分の足にうつっているかも......。さらに、サンダルを履く季節は、素足で室内を歩くことが多く、水虫菌がうつりやすいそうですよ。
塗り薬が効かない!「爪水虫」で爪崩壊
「水虫」は、「白癬(はくせん)菌」と呼ばれるカビが、皮膚の角質層で繁殖して起こる感染症で、日本人の5人に1人がかかっていると言われています。最近では水虫持ちの若い女性が急増しているそうです。
ドキッとした人は、足の爪もよーく見てください。表面に白い濁りが現れたり、白い筋が何本も通ったりしていませんか?これは、水虫の上をいく厄介者「爪水虫」の初期症状です。水虫を持っている人の半数がかかっていると言われています。
「爪水虫」は、カビが爪の内部に入り込み、爪をボロボロにしてしまう病気です。困ったことに、痛みや痒みをほとんど感じないので、悪化するまで気づかない人がほとんどです。でも放っておくとだんだん爪の表面が剥がれ落ち、しまいには爪が崩れてなくなってしまう恐ろしい感染症なんです。
しかも、爪の中まで浸透しないので塗り薬では治りません。医師から出された処方箋の飲み薬を、爪が生え変わるまで6か月は飲み続けなければなりません。
でも、爪がボロボロになってなくなっちゃうこと、周りの人にもうつしてしまうことを考えれば、病院に行くときの一時の恥ずかしさ、治療の煩わしさなんて、どうってことないですよね。もし、「水虫かも?」「爪の色が変だな」と思ったら皮膚科に急いで!
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。