都民が選ぶ「東京NO.1商店街」はここだ! 代表する商店街&近くに住みたい商店街、大発表
入学、就職、転勤と新しい環境での生活が始まる人も多いこの季節。新居探しのチェックポイントとして、日々の暮らしの中で重宝する"商店街"が近くにあるかどうかって、大事ですよね。そんな人に参考にしてほしいランキングが、オウチーノ総研から発表されました。
え?センター街って"商店街"だったの?
まず1つ目のランキングは、「東京都民が選ぶ東京を代表する商店街ランキング」。東京都在住で 20 歳~69 歳の男女1157人が答えています。
第1位に輝いたのは、JR山手線上野駅から御徒町駅にかけて連なる「アメヤ横丁」、通称"アメ横"です。観光客も多く、お正月用品の買い出しで混雑する様子は年末の風物詩としてテレビでも中継されていますし納得の結果です。投票した人の理由も、「有名だから」という声が最も多かったそうです。「戦後の闇市から今まで繁栄しているから」とアメ横の歴史の長さを挙げる人もいました。
続く第2位は「築地場外市場商店街」。「世界的に有名だから」という理由で選んだ人が最も多かったように、外国人観光客も足を運び賑わう様子は、こちらもテレビでお馴染みですね。2016年11月に場内市場が豊洲へ移転されますが、場外市場商店街は新施設「築地魚河岸」と共に残るので、これからも「築地ブランド」は強そうです。
第3位には、「戸越銀座商店街」が登場。日常使い度の高い商店街として、第3位にランクインした結果はお見事。こちらもワイドショーやドラマなどへの登場頻度が高く、商店街内に温泉があったり、お惣菜など庶民的なお店が多い点が評価されています。
商店街のイメージが薄いですが「渋谷センター街」が第4位、知名度抜群な「浅草仲見世商店街」が第5位に入りました。こうして見ると、やはりメディアに登場する機会の多い商店街が多いことがわかります。
もうひとつ発表されたのが、「近くに住んでみたい商店街ランキング」。東京都民が選んでいるだけあって参考になりそうです。
トップは、やはり?吉祥寺駅北口の「吉祥寺サンロード」。先日発表された「住みたい街ランキング」では長年守った首位を恵比寿に譲ったとの報道もありましたが、「吉祥寺サンロード」を推す声には、「住みやすそうだから」との声が多数。ちなみに、第6位には、サンロードから立川方面に伸びる「吉祥寺ダイヤ街」もランクインしており、吉祥寺人気の強さを感じます。
第2位は、「麻布十番商店街」。夏の納涼まつりで有名ですが、商店街の周辺の下町っぽさと、すぐそこが六本木という都会性の両方が共存した商店街です。「おしゃれだから」「セレブ感があるから」近くに住みたいと考えた人が多いようでした。
第3位には、「東京を代表する商店街ランキング」と同じく、「戸越銀座商店街」がランクイン。お店の充実ぶりを評価する人が多く、「いろいろな店があってスーパー要らず」との声も。知名度と実用性を兼ね備えて、商店街としての実力は間違いなしと言えるでしょう。
サブカルチャーの聖地「中野ブロードウェイ」は第4位。カルチャー色が強い印象がありますが、実は衣食住のどれもがリーズナブルに揃う実力派商店街なのです。「便利で楽しい」「多種多様な店がひしめきおもしろい」など実用性とエンタメ性が評価されています。
第5位の「神楽坂通り商店街」は、女性誌などに取り上げられることが多く、通好みのお店が多いことも人気の理由に思われます。
上位にランクインした商店街はどこも、衣食住バランスよく使うことのできる商店街が多いのが特徴です。商店街を往復するだけで、毎日便利にリーズナブルに暮らせるというのは理想的ですよね。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。