髪にもヘアケアの効果が特に高まる"ゴールデンタイム"がある――。
そんな調査結果が2016年1月25日、ヘアケアブランド「パンテーン」から発表されました。
発表によると、"髪のゴールデンタイム"とは「お風呂上がりのドライヤーで乾かす前の髪が濡れているタイミング」とのこと。ここでケアするかしないかが、髪の美しさ、さらには仕事や恋愛の充実度に影響を与えているというのです。
翌朝の髪がラクになる!
そもそもお風呂上りがいいとされる理由は、お風呂上がりの濡れた髪はキューティクルが開いてコンディショニング成分が浸透しやすい状態であるから。このタイミングに洗い流さないトリートメントをすることで、髪の芯まで成分を届けて、ぎゅっと閉じ込めることができるというのです。
さらに、濡れた髪は水分を吸収しやすく、水を弾いてしまう乾いた髪と比べてトリートメント成分をより広い面積に付着させることができるため、成分の浸透がよくなるそう。濡れている髪は成分がムラなく均一に広がるので、根元から毛先までくまなくケアできるのも、ゴールデンタイムと呼ばれる所以のようです。
「お風呂上り」のヘアケア、あなどれません!
実際、調査でも、お風呂上りにヘアケアをしている女性の半数(50.0%)が「ヘアケアの効果を感じている」のに対し、していない女性はその2分の1(25.0%)という結果となっています。
この時間にケアすることは、単に美髪になるだけではありません。朝、一分でもムダにしたくない忙しい女性にとってかなりのメリットがあることも分かりました。
"髪のゴールデンタイム"にヘアケアを実践している女性にその理由を尋ねると、「ドライヤーのダメージから髪を守りたいから」(47.0%)に次いで、「翌朝の髪のまとまりが違うから」(45.0%)、「翌朝の髪のツヤが違うから」(35.0%)、「翌朝のヘアスタイリングがラクだから」(32.0%)という理由が上位にきています。
洗い流さないトリートメントを使用した髪の方が、トリートメントを使用していない髪と比較すると、余分な水分の吸収を防止し、潤いとまとまりやすさが長時間キープされるため、パーマのカールがきれいな形のまま長持ちするという実験結果も出ています。
翌朝の髪が素直に言うことをきいてくれる―。これはありがたいですよね。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。