肌の衰えや体形の崩れなど加齢による体の変化は様々。近くのものが見えづらくなる「老眼」もその一つです。誰しもに起きる生理現象ですが、世の中のエイジング世代の女性は老眼についてどんなイメージを持っているのか、聞いてみました。
美しさは若さじゃない!
45歳から55歳の女性を対象にした調査では、老眼を公表することに抵抗を感じない人が72.3%という結果になりました。さらに、老眼を公表している人に対する印象を聞くと、「好感が持てる」と「どちらかというと好感を持てる」の合計が91.8%となり、老眼を受け入れて公表している人のイメージはとても良いようです。
加齢による自分の体の変化については、「自然なことだと考え、前向きに受け入れることができる」が 30.8%、「仕方のないことだと考え、受け入れることができる」が60.5%となり、合わせて9割以上の人が「加齢」を受け入れていることが分かりました。
若く見える女性が支持され数年前に比べ、実年齢に応じた自然体の美しさが支持されるようになったようです。「美魔女」ブームはもう過去のものになったのかも知れません。
とはいえ、「老眼」という言葉自体にはネガティブな印象を持つ人も37%いました。「"老"という文字がネガティブ感を強調しているから」、「誰でも通る道で自然なことだけど、"老"という字に抵抗があるから。違う呼び方ならば前向きになれると思う」などが理由です。乙女心は難しいものですね。
代わりに、経験を積み重ねてきた証として「キャリアアイ」と呼ぶ動きもあるそう。なるほど、こちらの方が受け入れやすそうですね。いずれにしても、ありのままの姿見せ、自分を好きになれたら素敵です!
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。