世界最大の旅行口コミサイト「TripAdvisor(トリップアドバイザー)」は、投稿された口コミを元に集計した「行ってよかった! 道の駅ランキング 2015」を発表しました。
1位は元祖田んぼアートの地にある「道の駅 いなかだて」
一般道での休憩施設、地域振興施設が一体になった「道の駅」は、1993年に103施設からスタート。単なる休憩施設ではなく旅の目的地としても定着し、現在は全国で1059施設にまで拡大しています。
トップに輝いたのは青森県田舎館村の「道の駅 いなかだて」。敷地内の展望台から臨む"田んぼアート"で有名です。道の駅から楽しめるのは第2田んぼアートで、今年の図柄は12月18日に映画公開を控えた「スター・ウォーズ フォースの覚醒」だそうです。
そのスケールは、写真からは想像もつかない迫力とのこと。旅行者からは「正直2、3枚の田んぼに絵が描かれているだけだろ、と思っていましたが、とんでもない。 大きさと精緻さに感動してしまいました」「元祖田んぼアートの地だけあって、他の所とはレベルが全然違う」などの声が寄せられています。
産地直売センターやレストラン、遊具施設も備える大型施設のため、家族連れにも好評のよう。「地元の野菜や大粒で美味しい黒石納豆などが売られています。手作りのりんご柄のペンケースがオススメ」「長いドライブに疲れた子どもたちのストレス発散になり、結果的に長居しました」といった感想もありました。田舎館村の公式サイトによると、田んぼアートの観覧期間は10月12日までとのこと。「一度見てみたい」という方はお早目に。
2位は兵庫県朝来市の「道の駅 但馬のまほろば」。北近畿豊岡自動車道のパーキングエリアも兼ねた、古墳時代の古代政庁をモチーフにしたユニークな形の施設です。なんと朝来市埋蔵文化財センター(古代あさご館)が併設されており、「入場は無料で、地域で発掘された古代遺跡の展示があります。銅鐸のレプリカなど子供でも面白がりそうな物もあり、是非のぞいてみてください」「好きな人は半日でもいられそう」などの声が上がっています。
3位は福岡県宗像市の「道の駅 むなかた」でした。福岡市と北九州市の中間にあり、自慢は玄界灘で朝捕れたばかりの新鮮な魚介類が自慢です。「少し高めですが、一度ここの魚を食べたら(生でも干物でも)ス-パ-の魚が食べられません」、「北九州や福岡からも多くの人が来ているし、店で出す食材を求めるプロの料理人らしい人も多い」といった口コミが寄せられました。
20位までのランキングは以下の通り。週末や連休などに足を運んでみるといいかもしれませんね。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。