恋愛運を占うときの指針「金星星座」で占っています。まずは自分の金星星座をチェックしましょう。金星運行表は一番下にあります。

人見知りでシャイなかに座は、恋愛に対しても恥ずかしがり屋。恋をしても、なかなか告白出来ずに長い片思いを経験することも多いでしょう。しかし、受け身に見えながらも実はなかなかの行動派です。さりげなく相手の好みを観察しながら、細やかな気配りが出来るかに座は、「好きな人を守りたい」という保護欲の強さから、好意を抱いた相手には「尽くしまくる」傾向が高く、少しでもきっかけがあれば進展するのはとてもスピーディ。その献身的な振る舞いに押されて好意を抱く人も多いのです。

また、感情を示す「水」の活動宮にあるかに座は、気持ちが豊かに揺れ動きます。そのため、多少惚れっぽい一面も否めません。基本的には保守的な傾向が強いため、実際に二股をかけたりすることは少ないですが、「この人が本命だけども、あの人も好き」と、一人で片思いの妄想を楽しむこともあるかもしれません。

安心出来る関係を好むかに座は、等身大で一緒に過ごせる異性を好みます。たとえば派手で目立つような人物よりも、どちらかというと庶民的で控えめなタイプや、容姿や成績が良くてもどこか抜けた部分があるなど、思わず「守ってあげたい」と感じさせるタイプに弱いでしょう。また、自分よりも優れた才能を持つ人をサポートすることにも強い喜びを感じます。

人見知りのかに座と、すぐには心を開かないさそり座は、信頼関係を築くまで時間がかかりますが、一度仲良くなれば深く長い付き合いをすることが出来ます。普段はかに座が世話を焼き、大きな決断のときはさそり座が責任を持ってリードする、というように生涯のパートナーとして二人三脚で進んで行けるでしょう。

愛情深く、ロマンチストなうお座とは、共感し合える部分がたくさんあります。また、少し天然ボケのうお座を、かに座がうまくサポートするという形で関係は深まっていくでしょう。一緒に居るだけで「居心地が良い」と感じることが出来るはず。

同じかに座との相性も良いです。お互いにおしゃべり好きなので、話は尽きることがありません。どちらも雰囲気や相手の気持ちを察するのが得意なので、たまにケンカをすることがあっても、まるで親兄弟のように親密な関係を続けることが出来るでしょう。

個人主義で人とぶつかることを恐れない好戦的なおひつじ座と、協調性を重視するかに座は衝突することが多いです。最初はおひつじ座の行動力や大胆さに惹かれるかもしれませんが、自分勝手な行動に我慢出来なくなるでしょう。

保守的で世間体を気にするやぎ座との相性も×です。お互いに、自分の欲求を抑えて周りに合わせることを得意とする星座ですが、やぎ座の割り切った態度やドライな言動は、かに座の繊細な心を傷つけてしまうかも。

独立心の強いみずがめ座との組み合わせもイマイチ。家族や身近な人間関係の付き合いを優先的に考えるかに座と、恋も友情も仕事も趣味も全てを同列に考えるみずがめ座は、価値観の違いでぶつかりあうことが多いです。

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早矢（はや）

占星術研究家／占い師。「インスパイア吉祥寺」主宰。西洋占星術・タロット占いをメインに鑑定・執筆・講演を行う。のべ鑑定人数は1万5000人以上、TV・新聞・雑誌等メディア出演多数。著書に「守護石事典 あなたを守り導く バースデー&ナンバー」（マイナビ）がある。早矢オフィシャルサイト（http://www.haya-web.com/）

＊ 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。