2015/8/11

働く女子が人知れず悩む「薄毛」...「誰にも相談したことがない」半数超

髪は女の命と申します。お肌以上に見た目の印象を左右するともいわれる髪の毛ですが、ストレス、加齢などが原因で薄毛になってしまうことも。秘かにお悩み中の女性が、実は結構多いようです。

ナガセビューティケァが20代から60代の"薄毛が気になる"全国の働く女性500人を対象に行った調査によると、「あきらかに薄毛」「やや薄毛」と答えた人が7割も近くいる一方、半数以上が「誰にも相談したことがない」と答えました。

気になる部分は「分け目」「つむじ」「頭頂部」

調査対象となったのは、「(薄毛を)気にしているが、対処はしていない」「気にしており、対処している」と答えた、薄毛が気になる働く女性たち。「現在、自分の薄毛はどの程度だと感じていますか」と質問したところ、「あきらかに薄毛だと感じている」が21.0%、約半数近くが「やや薄毛だと感じている」(49.0%)という結果になりました。

年代別でみると、意外にも20代がトップの77%に。「あきらかに薄毛だと感じている」割合こそ17%と若干低めですが、「やや薄毛だと感じている」人は6割にも達しています。若いからこそ、気になってしまうのかもしれません。

薄毛が気になる部分1位は「分け目」で56.2%。次いで「つむじ」(35.6%)、「頭頂部」(32.0%)の順になっています。どの年代でも、トップとなったのは「分け目」。40代以降からは、「頭頂部」が上位になる傾向がみられました。

「薄毛について、誰かに相談したことがあるか」を尋ねたところ、半数超の51%が「相談したことはない」と回答。薄毛に影響していると思うこととしては、1位に「加齢」(63.8%)、2位に「ストレス・精神的疲労」(53.8%)が挙げられていました。

「髪・頭皮のために大切だと思うこと」という質問では、「ストレスを溜めない」が80.2%とトップに。以下、「正しい食生活」(77.2%)、「睡眠をとる」(75.2%)の順で続いています。

しかし、「実際に行っていること」の1位になったのは、32.4%の「頭皮マッサージ」。次いで「正しい食生活」(27.8%)、「睡眠をとる」(26.4%)という結果になりました。

気になる点が、大切と思っていることと実際行っていることの差です。女性たちが、薄毛予防には「ストレスを溜めない」「正しい食生活」「睡眠をとる」ことが大切だと考えている一方、実際はなかなか守れていない現状が浮かび上がってきます。

気にしすぎるとストレスになって髪に良くないと分かっていても、やっぱり気になる...というジレンマ。「将来が心配」「憂うつ」「何とかしたい」など深刻さが伝わってくる回答が多く見受けられましたが、「専門医に通院する・処方薬を飲む」などきちんと治療に取り組んでいる人はわずか2.8%でした。

できるだけ、「ストレスを溜めない」「正しい食生活」「睡眠をとる」といった生活を送ったうえで、自分の手に負えないようであれば、ちゃんと専門家に相談するのがいいのかもしれません。お互い、髪の毛は大切にしていきたいですね。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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