皆さんは社内恋愛したことありますか? 出勤が楽しくなる、仕事にやる気が出る、別れた後気まずい、周りが気を遣うので良くない...いろんなイメージがありますが、実際どれくらいの人が経験しているのでしょうか。
日本法規情報が649人(男性326人、女性323人)を対象に行ったアンケート調査によると、42%が「職場恋愛の経験あり」と答えています。しかも、オフィスラブ経験者の1割が「不倫」でした。
不倫が原因の解雇はアウト!
「職場恋愛の経験」の有無では、「ない」と回答した人が半数の50%。「経験あり」は42%で意外にも僅差です。
職場恋愛のきっかけは、トップは17%の「挨拶するうちに仲良くなった」。以下、同率2位で「元々好みのタイプだった」「仕事する姿が誠実だった」(13%)、4位「仕事上でフォローしてくれた」(12%)の順で続いています。
1位の「挨拶」に加え、注目すべきは「仕事する姿が誠実だった」と「仕事上でフォローしてくれた」の2つ。仕事を通じて好感を持つようになった人が4分の1を占めることになります。オフィスラブには「爽やかな笑顔で挨拶」と「真面目な仕事ぶり」が不可欠ということでしょうか。
気になるお相手ですが、最も多かったのは「職場の同僚」の53%。続いて「職場の部下」(18%)、「職場の上司」(16%)の順になっています。「不倫」と回答した10%に加え、「バツアリで子持ちの異性」と答えた人も2%いました。オフィスラブといっても、なかなかバラエティーに富んでいます。
「社内恋愛はご法度」な雰囲気の職場では、周囲にバレてしまうと大変なことになりそうです。中には「不倫が原因で解雇された」「職場恋愛が原因で、希望ではない部署に異動させられた」というケースもあるようです。
日本法規情報によると、「不倫」で倫理上の問題があったとしても、それを理由に解雇することはできないといいます。また、「職場恋愛が原因の異動」は労働問題に当たることも。労働問題に当たる場合、法律違反になるそうです。あまり陥りたくない事態ではありますが、もしものときはご参考に。
調査期間 2015年7月29日~31日
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。