前回はクレジットカードの海外旅行保険について紹介しました。今回は海外でのキャッシングについて紹介します。
キャッシングというと、あまり良いイメージはないかもしれません。年利18%程度の金利がかかるため、日本国内で利用するのは×。ただし、海外の場合は、実はキャッシングを使うのが一番おトクなのです。
なぜおトクなのか?
キャッシングの年利は18%程度ですが、これは年利ですので、早く返せば18%もかかりません。例えば1か月借りた場合(18×30)÷365=1.48%程度の金利です。
1.48%でも十分高いのですが、空港での両替の場合は更に高額なのです。例えば、ちょっと古いデータですが、2013年1月24日の両替レートを見てみましょう。
イギリスの通貨ポンドを見ると円⇒ポンドは1ポンドが151.19円ということです。例えば10万円をポンドに両替すると10万÷151.19=約661ポンドということです。
逆にポンドから円に両替する場合は1ポンドが128.79円となります。先ほど両替した661ポンドをそのまま円に両替すると、661×128.79=8万5130円にしかなりません。つまり、両替手数料として、往復1万4870円も必要ということですね。片道でも7.5%弱の手数料ですから、クレジットカードの1.48%程度の金利は格安です。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。