いよいよ夏休みですね。海外旅行を計画している方も多いかもしれません。今回は、クレジットカードを海外旅行でおトクに使う方法の第1弾として、海外旅行保険について紹介したいと思います。
クレジットカードを申し込む時に、海外旅行保険が付いていると確認した方もいるかもしれませんが、この海外旅行保険については知っているのと知らないのでは大きな違いが出てきます。
海外旅行保険は「利用付帯」と「自動付帯」
クレジットカードに付帯している海外旅行保険は、「自動付帯」と「利用付帯」の2つに分かれます。自動付帯というのは自動的に付帯するもので、クレジットカード保有者であれば誰でも利用できるものとなっています。
一方、利用付帯とは、旅費をクレジットカードで支払った場合に利用できる保険のこと。例えば、利用限度額が40万円のクレジットカードを持っていて、20万円のパッケージツアーを申し込んだとします。旅行費用をカードで払うと現地で使えなくなる、と思って20万円を現金で支払った場合、旅費をクレジットカードで支払っていないため、クレジットカードの海外旅行保険は利用できないということです。
また、出国前の旅費精算の場合のみを「旅費」としてカウントするクレジットカードもあるので、旅行先のホテルでクレジットカードを使っても「利用付帯」にはならない場合もあります。
この自動付帯と利用付帯については、圧倒的に利用付帯のカードが多いのです。自動付帯のクレジットカードの場合は、それ自体が「売り」となるため、申込用紙に「自動付帯」と大きく書かれている場合が多いので、今後クレジットカードを申し込む場合は注意して見てください。
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