7月も始まり、あちこちで次々と夏セールが開催中。熱に浮かされたようにあれも欲しい、これも欲しい...と誘惑にあえいでいる人もいると思います。
ところが、今年の夏の女性の"バーゲン熱"は低いとの調査結果が入ってきました。4割もの女性が「バーゲンに行かない」と回答しています。
むしろ競争相手が減ったととらえるべき!
20~30代の女性に対して、今年の夏のバーゲンに行く予定をたずねたところ、59.5%が「行く予定である」と回答。昨年実施された調査では約7割が「行く予定」と答えていて、今年は昨年と比べ「行かない」と意思表示した女性が1割程度増えたことになります。
さらに「行く」と答えた人にバーゲンの合計予算を尋ねると、一番多かったのが「1万円~2万円未満」で38.0%。合計77.0%が「予算は3万円未満」と回答しています。
昨年の調査では「3万円未満」との回答は合わせて54.4%で、比べると節約志向の人がかなり増えたことがわかります。バーゲンに使うお金から節約しなきゃ...という女性の苦悩が聞こえてきそうですね。
しかし、バーゲンに行く人や予算が減ったからと言って商品が高くなったり少なくなったりするわけではありません。むしろ競争相手が減ったということで、この夏、ずっと買いたかった商品を狙うチャンスかもしれませんよ。
そして、肝心のバーゲンの行き先。複数回答で答えてもらったところ、一番人気は「デパート」で70.0%の女性が挙げていて、根強い人気がうかがえます。しかし実はデパートは昨年と比べると10%以上支持が低下していて、次点に人気なのが「ファッションビル」。ここにも少しでもアイテムの単価を抑えたい女性の思考が透けて見えるようです。
バーゲンの情報入手経路トップは「公式サイト」で57.0%。唯一の50%越えです。他にも27.0%の人が「公式SNS」を上げるなど、インターネットで情報収集する人が増えているよう。最近はWEB上だけで情報発信する店舗もありますし、やはりインターネットをうまく利用して、お買い得情報をゲットするのが、うまくバーゲンセールをはしごするコツのようです。
お財布のひもを固く締めつけている人も、せっかくの夏。おいしい情報をうまく発見して、お得にセールを楽しみたいですね。
調査は、BWRITEが2015年6月12日から6月19日まで、マーケティング特化型クラウドソーシング「Skets」会員の20代・30代女性168人を対象にWEBアンケートを行ったもの。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。