パンケーキ、マラサダ、アサイーボウルなど、常にブームを起こす、ハワイ発のスイーツ。今夏は、半分に切ったパパイヤを器にした「パパイヤボート」がブームになるかもしれません。

「パパイヤボート」とは、カットして種を取ったパパイヤ半分を器に、ヨーグルトやアイスクリーム、ホイップクリーム、カットした果物などで飾り付けたスイーツ。おいしくてヘルシーなうえ、パパイヤそのままのキュートかつ迫力のある見た目が特徴です。

6月からハワイ発の人気レストラン「Eggs'n Things（エッグスンシングス）」でも、パパイヤを使ったスイーツを出したことで、これまでカフェやレストランに"ひっそりと"あったパパイヤボートに視線が集まりそうです。

"世界で一番美味しい"と言われるハワイ産の最高品種「カポホ・ソロ種」のパパイヤを使ったのが、6月16日から期間限定で発売されるパパイヤ"ボード"です。 こんもり盛り上がった大迫力のホイップクリームが、パパイヤの上に立って皿に盛りつけられたグラノーラの波に乗っているような見た目。インパクトあるビジュアルもそうですが、添えられたレモンを絞ると、パパイヤの新鮮さが際立ち、完熟の甘さに驚きます。 全店で販売。期間限定なのでお早目に。

ホノルルの小さなカフェとして誕生し、日本では青山、表参道、横浜ベイクォーターの3店舗を展開。ハワイの希少なカウコーヒーやコナコーヒー100％にこだわるコーヒー店です。ここで食べられるのが、半分にカットしたパパイヤに、ホイップクリームと見間違いそうなほど濃厚なギリシャヨーグルトがたっぷり詰まった「ヨーグルトボウル」です。

多くの女性たちが看板商品「アサイボウル」を注文する中、青山店で「ヨーグルトボウル」をチョイス。10×10センチの思いのほか大きめなパパイヤの中にヨーグルトがたっぷり詰まっています。スプーンですくったパパイヤをヨーグルトと一緒に食べてみると、「パパイヤが甘い！」。酸味の効いたヨーグルトと一緒に食べると、より甘みが引き立ちます。トッピングされたグラノーラ、蜂蜜に絡めると、今度はフルーツ特有の酸味が際立ってきます。サイドにデコレーションされたバナナやイチゴ、ブルーベリーが加わると、まさに朝食べたいフルーツ＆ヨーグルトといった雰囲気。ヘルシーなお茶の時間にもぴったりです。

「高級フルーツといえば千疋屋」といわれる老舗果物店だけあって、パパイヤをはじめ使用されるフルーツは折り紙つき。「パパイヤボート」の評判も上々で、ネット上ではパパイヤ自体のおいしさに驚く声に加え、中には「ケーキなんていらないとさえ思える」という声まで出ています。

種を除いたハーフカットのパパイヤに生クリームやイチゴ、カットされた白桃、キウイが美しく盛り付けられています。

果物自体のおいしさは、さすが専門店ならでは。濃厚な甘みを持つパパイヤの果肉が、口の中でとろけていきます。種を除いた部分に詰め込まれた生クリームは、意外にあっさりめ。パパイヤと生クリームを一緒に食べると、パパイヤの濃厚さがよりアップします。高級イメージが先行しがちな千疋屋総本店ですが、1個648円という良心的なお値段もうれしいところです。テイクアウトできるので、お土産にもぴったり。いろんな世代の人に喜ばれそうなひと品です。

このほか、ハヤシ・フルーツ（東京都渋谷区）、サン・フルーツ（東京都千代田区）の各店などでも販売しています。

暑くなると、ビタミンCたっぷりのトロピカルフルーツを使ったスイーツが食べたくなりますよね。美容と健康のためにも、この夏は「パパイヤボート」を試してみてはいかが？

＊ 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。