地元に帰ったら食べたくなる、帰省帰りには必ず買う、そんな"わが地元"の特産品やおみやげ、きっと誰にでもあるのではないでしょうか。

そんな地元名物について、衝撃の事実が発覚しました。もしかしたら、大好きなあの名物、知名度低いかもしれません......。

全国知名度5割以上は約2％

調査会社インテージリサーチによって行われた、各地のふるさと名物3330品がどのように全国に浸透しているかという調査の結果、全国知名度が一番高いのは北海道の「白い恋人」でした。87.3％の人が知っていると答えています。2位は京都の「生八つ橋」（81.5％）、3位は沖縄の「ちんすこう」（81.2％）と続きます。どれも納得の有名どころばかりですね。

しかし、ここから衝撃の展開が。なんと、ふるさと名物で全国での知名度が5割を超えるものは、わずか64産品（1.9％）という結果が出たのです。全国的知名度を持つおみやげって、意外と少ない？？

さらに、4品に1つ（808産品24.3％）は地元県民での知名度が5割を超えるのに対し、全国での知名度が5割未満であることも明らかに。井の中の蛙じゃないですが、大海に出れば各地の名産品はあふれていている感はあります。

自分の中では"常識"と思っている名産も、実はみんな知らないのかも。おみやげなどがいろんな地域の名産物を知る機会になればいいですね。

名産品　全国知名度上位10品目
1位　北海道・白い恋人　87.3％
2位　京都府・生八つ橋　81.5％
3位　沖縄県・ちんすこう　81.2％
4位　京都府・八つ橋　79.4％
5位　北海道・夕張メロン　78.2％
6位　秋田県・きりたんぽ　78.0％
7位　香川県・讃岐うどん　77.0％
8位　沖縄県・シークヮーサー　76.9％
9位　沖縄県・サーターアンダギー　75.3％
10位　長崎県・長崎カステラ　75.2％

※「インテージリサーチ」が公開した「全国ふるさと名物3330産品『1万人』の知名度調査」より。全国20歳～79歳までの男女個人9670人からサンプルを回収。

＊ 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。