アメリカで生まれた"母の日"が日本に紹介されて今年でちょうど100年。これを記念し、日本香堂主催で、尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏の「母を語る」イベントが、2015年4月23日、都内で開かれました。
イベントでは、尾木ママ自身の「亡き母との思い出」も語られました。
家族の絆を強め、子どもたちを心優しく育てることができる
母の日は、 母親に感謝のギフトを贈る記念日として長年親まれきましたが、近年は、亡き母の墓前を訪ねる「日参り」が少しずつ広がりを見せています。
「田舎が遠いのでなかなか行けないが、里帰りした時には必ず、お線香とお花を持ってお墓参りに行っています」という尾木ママ。
専門の"教育"という観点から「母の日参り」について聞かれると、「お墓参りを、年に1回、2回やっている家庭、3~5年に1回しか行かない、お墓参りに行ったことがない家庭で、それぞれの子どものやさしさ度合い、気遣いの度合いがかなり違うと思います」と、お墓参りが教育的に大きな意味があると話しました。
また、母の日参りをする、しようと思っている人に対しても「母の日参り、お墓参りをすることで、家族の絆を強め、子どもたちを心優しく育てることができると思う」と、力強くコメントしていました。
「母の日参り」という言葉は、日本香堂が7年前から社会に発信。その後和歌山県において、「変わらぬ心」を花言葉に持つスターチスの花を栽培する若き生産者達が自らの発意で『母の日参り』普及への取り組みを開始し、今では18の都道府県JAにまで活動の輪が広がっています。
詳細は公式サイトから。
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