東京の桜も満開。今週あたり「お花見デート」を企画している人も多いと思いますが、デート前必見のアンケート結果が出ました。

アンケートは、総合婚活サービスのIBJが「ブライダルネット」「PARTY☆PARTY」「Rush」に登録する20～40代未婚男女221人（男性101人、女性120人）を対象に行われました。

ありえない！「10円単位で割り勘」

まず、「異性に2人でのお花見に誘われたら好きになりますか？」の問いには男性の12.6％が「好きになる」と回答した一方、「好きになる」と答えた女性はたったの1.7％。意外にも、シチュエーションにときめくのは女性より男性が多いようです。とはいえ、女性の79.2％が「好きになるかはわからないが、好意は持つかも」と答えており、お花見デートには男女問わず心浮き立つのかもしれません。

ときめきシチュエーション確定と思われる異性と2人のお花見とはいえ、一瞬にして相手を「ドン引き」させる恐ろしさも秘めています。「異性と2人でお花見デートしたとき、ドン引きしてしまう言動は？」の質問で、女性側1位となったのは「ドリンク代や軽食代を10円単位まできっちり割り勘してくる」（38.3％）。4割弱の女性が支持する嫌われぶりです。「きれいな桜にうっとり見とれていたのに、所帯じみてみみっちい言動のせいで気分台無し」ということかもしれません。

女性の2位は25.8％の「桜も見ないで自分の自慢話ばかりする」。3位は「桜を見ても感想ゼロ。辛い沈黙が続いても場を盛り上げる努力をしない」（19.2％）でした。「花見なんだから、まずはきれいな桜を見ろ！ 桜を見たら、感想の一つも言え！」という女性陣の厳しい突っ込みが聞こえてきそうです。

一方の男性が思う「女性のドン引き発言」の1位は「自己アピールを一生懸命しているのに退屈そう」（30.5％）。続く2位は「寒さよけに上着を貸したら一瞬嫌そうな顔をした」で21.1％。実は、女性側5位にノミネートしていたのが「寒さよけに貸してくれた上着が臭かった」（6.7％）でした。好意をアピールするはずが、不快感を増してしまっては元も子もない気もします。

3位は「ドリンク代や軽食代を割り勘したら露骨に引いた顔をされた」（17.9％）。これまた女性側1位と表裏一体です。「10円単位」は論外として、お花見デートのときは男性が太っ腹なところを見せた方が無難なようです。

ほかにも、男性側4位の「桜の感想が特にないので黙っていたら喋らなくなった」（16.8％）が女性側3位と対に。桜の下に立つ男女の思いは、すれ違いの様相を呈しています。

ちなみに、「異性と2人でお花見に行ったとき、どんな瞬間にときめくと思いますか」の質問はというと、女性の半数以上の支持を集めたのは「人ごみの中ではぐれないようにエスコートしてくれる」（50.8％）。男性は「自然と手を繋いでくる」で36.8％でした。さりげない気遣いとスキンシップが、ときめきポイントのようです。

男女のドン引きポイントに注意して、皆さんも素敵なお花見デートを楽しんでくださいね。

調査は、東京・浅草の「浅草花やしき」で2015年4月5日に開催する婚活イベント「遊園地コン♪恋する桜まつりin浅草花やしき」に合わせて実施した「お花見デートに関する意識調査」によるもの。調査期間は、3月21日から24日まで。

＊ 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。