ウーロン茶市場に「国産」の波! 人気&新作「ウーロン茶」を飲み比べてみた
今、ウーロン茶市場がにぎわっています。台風の目となるのは「国産茶葉」。2015年3月9日にポッカサッポロフード&ビバレッジから「にっぽん烏龍」が、本日3月16日には、日本コカ・コーラ から「日本の烏龍茶 つむぎ」が発売になります。国産の茶葉を使うことで、苦みの少ないまろやかな味わいのウーロン茶が完成したそうです。
そこで今回、編集部で人気&新作の「ウーロン茶」飲み比べにチャレンジ。ブラックコーヒーをこよなく愛する20代男性から、苦い系はすべてパス!という女性まで、嗜好がまったく違う男女4人で行いました。
"米に合う"ウーロン茶
今回飲み比べしたのは、この4商品(新発売順)です。
1)日本の烏龍茶 つむぎ/日本コカ・コーラ
国産茶葉を100%使用し、こだわりの製法で丁寧に作りあげたウーロン茶。茶葉の栽培から発酵・焙煎といった全ての工程を国内で実施。ウーロン茶の持つしっかりとした味わいと、甘みや後味、飲みやすさを両立させた、"まるみ"のある味わいが特徴。
2)にっぽん烏龍/ポッカサッポロフード&ビバレッジ
国産茶葉100%を使用したにっぽんの烏龍茶。苦味や渋みが少なく芳醇な味わいが特徴の静岡県産のやぶきた品種茶葉をベースに、鹿児島県屋久島産の様々な品種の茶葉を10%使用したオリジナルブレンド茶葉。やさしい味わいの烏龍茶。
3)別格 黄金鉄観/キリンビバレッジ
キリンの品質本位を極限まで追い求めた、ハイグレード・ラインアップシリーズ。キンモクセイのような香りを感じる黄金桂とふくよかな桃のような香りを感じる鉄観音という2種の高級青茶を黄金比でブレンド。
4)烏龍茶/サントリー
肉!ときたら、でおなじみのメジャーウーロン茶。ウーロン茶のルーツである「武夷岩茶(ぶいがんちゃ)」をベースに、日本人の嗜好に合った味わいをつくり出している。飲んだときぐっとくるコク、ほどよい渋みと苦みによるキレ、その両方がちょうどよいバランスで共存。
見た目はほぼ一緒。でも飲んでみると...味はそれぞれ個性があることに気づきます。中でも全員一致した感想が「国産茶葉を使ったものは全然違う」ということ。これまでのウーロン茶が肉・脂に合う、とするなら、国産茶葉のものは、米に合う!といった感じです。
特に、「日本の烏龍茶 つむぎ」については
「まろやかでバランスがいい! 和食に合いそうだしノドが乾いたときゴクゴク飲みたい」(30代女性)
「麦茶に似ているかも。飲みやすいです。後からくる香ばしさやコクもいいですね」(20代女性)
「シンプルな和食の邪魔をしなさそう。お米に合うな、これは」(30代女性)
と、日常的に飲めそう、という声が大きく聞こえました。
コーヒー、緑茶など"苦い系"は一切NGという女性も、「これなら飲めそう!」と驚いた様子。「今まで脂っこい食事のときにはウーロン茶の方がいいんだろうなと思いつつ、代わりに水を飲んでいて...。でもこれならウーロン茶だしほとんど苦みがないから、安心して飲めると思う!」
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。