最近ではビールというと、まず「ノンアルコールビール」「アルコールフリー」が頭に浮かぶ方も増えてきました。ノンアルコールの代表的な存在である「キリンフリー」などは当初、飲酒運転に対する社会的批判の高まりを背景にビールの代用品として開発された商品ですが、最近ではもともとアルコールをあまり飲まない若者や女性などにも支持されているようです。マイボイスコムが実施した、「ノンアルコールビール」に関するインターネット調査をお知らせします。
ノンアルビールを飲む人はわずか3割
ノンアルコールビールの利用者の割合は、「ほとんど毎日」から「月に2、3回」まで全部ひっくるめて、13.5%。これに「月1回程度」を含めても31.4%で、およそ7割の68.6%は「まったく飲まない」と回答しています。それでは、アンケートをさらに詳しく分析してみましょう。
およそ3割強の「飲む」と回答した人に「どうしてノンアルコールビールを飲むか」という質問をしたところ、「車を運転するときでも飲める」が39.8%でトップ。続いて2位は「お酒が飲めなくても飲んだ気分になれる」が22.4%、3位「おいしい」が17.2%、4位「お酒が飲めなくても、飲みの場に参加できる」16.6%と続きます。上位のほとんどは道義上、または体質など、なんらかの理由でアルコールを摂取できなくても飲めるからという声が多いようです。やはり、飲めるものなら、アルコール入りのほうがいいという人が多いのでしょうか。体質で飲めない人にはありがたい存在ですね。
ちなみに、「直近1年以内に飲んだノンアルコールビール(複数回答可)」という質問に対して、あがった銘柄は多い順にオールフリー(サントリー)48.0%、キリンフリー(キリンビール)47.4%、ドライゼロ(アサヒビール)41.5%、プレミアムフリー(サッポロ)13.4%で、上位3銘柄が抜けていました。
調査対象:「MyVoice」のアンケートモニター
調査期間:2015年1月1日~6日
有効回答数:1万1188人
マイボイスコム調べ
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。